私も元気だった二昔も前の事、行きつけのトンカツ屋がありまして、600g程の極上ロースをぺろりと平らげたものでした。
店の御主人は私の事を知ってるから良いんだけど、知らないホール係の人など、注文するトンカツの巨大さを知ってるだけに私の体を心配しておりました。
勿論、ご主人が出てきて『この人は、大丈夫だよ』と言っておりました。
土日など、店が繁盛して材料となる豚肉が少なくなった頃など、『お前に食わせる肉はねぇから、土日は来るな、その代り週日なら幾らでも食わしてやる』なんて言われた事がありました。
そんな調子だから、普通のお客さんも食べ残す方もいましたよ。
それを見て、私は心底勿体ないなぁと思ったものでした。
『私なら、あのくらい全く平気なんだけどなぁ』ってね。
尤も今は、できるだけ小食にしてますけどね。 先日の日曜日、二男とPCのメモリーを買いに行き、結局夕食を外で摂る事になりました。
さて、何を食べようかと思いましたが、時々食べに行く、チョットこじゃれた中華屋さんに行く事に決定。
私は回鍋肉のセットメニューで御飯は小盛り、二男は牛カルビの煮込み丼の大盛り。
二男曰く、『普通盛りでも量が多いが、大盛りメニューなら100円の差額で、半端じゃない量となる。だから、大盛りじゃないと勿体ない。』だそうで・・・・・。
二男は当日昼は勤務先の創立??周年の宴会料理だったはず???・・・。
やっぱり、終盤になり、蓮華の動きが怪しくなり始めましたよ。
多すぎたようだが、料理を残すのかい???って尋ねると、チョット休憩して又食べるから大丈夫だって。
まあ、彼は結局完食したんですけどね。
二男曰く、『食べ物を残すのは、一番悪い環境破壊でしょ』・・・・これは子供たちに小さい頃から言い聞かせた、私の話。
例えは、10gの牛肉一切れを捨てると、水に換算して206リットルの真水を溝に流してしまうのと同じ事なんです。
206リットルと云うと、ちょうど家庭用風呂桶一杯分の水量に相当します。
これは、あらゆる食品を作る過程で必要な水に換算して表すバーチャルウォーター(仮想水)と云う考え方です。
牛肉は、牛を肥育する過程で、大量の穀物が必要になります。
その穀物を育てるのに大量の水が必要なんです。
だから、水に換算すると、とても効率が悪い食材なんです。
http://www.env.go.jp/water/virtual_water/kyouzai.htmlこのサイトは以前も紹介した事がありますが、環境省のウェブサイト上にある『仮想水計算機』と云う、プログラムです。
色々な食材や料理を水に換算して表示してくれますよ。
水源が乏しい国では、206リットルの水だけで何人もの皆さんが喉をうるおしたり、料理を作ることができるんですよ。
バイキング形式の食事、楽しく食べますよね。
でも、つい沢山お皿に取りすぎて食べ残さないようにね。
貴女や貴方が食べ残した、食べ物で、何人もの人々の飲み水や食べ物を奪っているんですよ。
そのために世界各地では、紛争などの争い事、酷くなると殺し合いまで起こるんだよってね。
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食えなくなりましたね・・・。笑)
若い頃は焼肉17人前という馬鹿な食い方をしたこともありました。
今は最低限の食事量・・・もっともお八つというオマケはつきますが・・・。笑)
そのうち、大変な時代がくるでしょう・・・。