今日の山梨県地方、早い時間から、雷注意報が発令されていました。
昼前、勤務先付近では天気予報どおり、遠雷が轟始め慌てて社旗や国旗などを降ろして雷雨に備えました。
思ったとおり、その後一時間経つか経たない内に雷鳴と共に大粒の雨が降る雷雨となりました。
厭に大粒の雨だと思っていると、暫くして白い物が舗装された通路や芝生の上を転がりだします。
なんと雹まで降ってきましたよ。

サムネイル画像をクリックしていただき、大きな画像にすると良く判りますが、左の画像、白い線の残像がお判りいただけるとおもいます。
右の画像は大きな画像を一部切り取ったもの。
芝目や枯葉と比較していただけると分かりますが、大豆よりひと回り大きいように感じます。
気象用語では、これら氷の粒が降る事について、5㎜以上の粒で降るものを雹(ヒョウ)と呼び、それ以下を霰(アラレ)と呼び区別するそうです。
つまり、これは紛れもない雹ですね。
そして雹が降る事を気象用語で「降雹」と呼ぶそうです。
その後一時間程で雷雨も収まり、15:00頃には陽も差すようになりました。
もちろん、その頃には雹も全て溶けてしまった事は言うまでもありません。
アメダスで調べてみると、勤務先から直線距離で2キロ程離れた観測地点では、その時間降水量が全く有りません。
この降雹は極限られた区域だけの天候だったようです。
参考までに降雹が有った時間帯の天気図を張っておきますので、サムネイル画像をクリックして大きな天気図でご覧下さい。
素人目にも、低気圧や高気圧が入り乱れているのが判りますよね。

この降雹により勤務先の施設設備に一部損害が発生したようです。
損害は火災保険で補てんされるのでしょうが、書類を作ったりするのが面倒なんですよ(泣)。