昼前、春彼岸の墓参りに出かけた。我家と嫁の実家の寺へ行くが、どちらも坂を下った釜無川沿いに少し離れてあるだけなので、車で周れば大したことはない。
昼過ぎには、帰宅し昼食を摂った。

午後は、軽くスプリングエフェメラル(春の妖精)を求めて軽く?ポタリング。フロントをインナーに落とし、リアも最大のスプロケまで上げるのだが(笑)。
いつもの用水路わきの里山に入り、シュンランの花を探す。この辺りから眺める富士は雪を相当被っている。

この花を見つけると春になったことを実感できる。我家から自転車で数分走るとお目にかかることができます。
太陽の動きを気にしつつ、次の妖精をさがしにひたすら国道20号を韮崎方面へ走る。
船山橋を渡り、甘利山方面に向かい若尾坂の急坂を息を切らして登り詰め、目的の畦道に到着。
心配したとおり、陽が傾いたため『アズマイチゲ』の花弁は閉じかかっていたが、いかにも弱弱しい茎と萎れた葉、それに比べ大きめな花。キンポウゲ科の植物の中で一番好きな花。

わずかに木漏れ日が差している株を探しデジカメを向ける。
この辺りは『カタクリ』も咲くのだが、『アズマイチゲ』を愛でることができる場所は本当に少ない。
ほとんどの山野草愛好家も『カタクリ』目当てで訪れるが、この花にはめったに気が付かない。畑の持ち主も知らなかったとの事。今では大事に見守っていただいているとの事。

この辺りから茅ヶ岳を眺めると我家の辺りと違い金峰まで同じフレームに入る事に気が付く。
茅ヶ岳にも一昨日の雪が残っている。

帰り道、若尾坂を下り八ヶ岳を眺めると、未だ厳冬の鎧をまとっている姿が一望できた。

久しぶりにコレだけ走ると、結構疲れます。
明日は午前中又此処に来ようと思っていますがどうなりますやら(笑)。