
『オオムラサキ』に逢うため、毎年訪れるクヌギの森に出掛ける。といっても自転車で20分程の場所、飛翔しているオオムラサキのオスを見つける事はできましたが、ゆっくり観察できず、諦めて撤退。
『クヌギのレストラン』と名づけた樹液がたくさん出ている木に、『ルリタテハ』が留り、一心不乱に樹液を吸っていました。木の模様と羽の裏側の模様が似ているところにご注目あれ。
この森を下り、いつもの水路脇の小道をゆっくり走っていると、羽音と共に目の前を瑠璃色の『オオムラサキ』♂が横切って行くのを確認。先ほどの森で出会った固体とは比べ物にならないほどの優雅さと濃い青の羽。思わず追いかけるが、水路脇のクヌギの梢の中にに入ってしまったようだ。
そのままゆっくり走り小路から火薬庫脇に出て、上の溜池に続く道すがら、今朝羽化したばかりと思われる『オオムラサキ』に遭遇。ゆっくり羽音も立てず、道路沿いを低く優雅に舞い、時折体を温めているためか、石垣に留ったりしながら飛んで行きました。
此処の上に続く小路を登り、いつもの小さな渓谷の広葉樹の林に向かう。

林の中ではこんな真っ白な可愛いキノコに出会いました。
菌類は、あまり詳しくないので何と言うキノコか分かりませんが、とても印象に残るキノコです。
『ギボウシュ』や『ヤブラン』が咲き、里山の夏が始まります。