今夜は先日のボランティアNPO研究集会のために用意したレジュメの続きを御覧ください。
某首相の迷発言では、いずれ日本中の屋根にソーラーパネルを載せるとおっしゃってましたけど、あんまり急ぐと、逆に途方もなく沢山の電力を必要としますよ。
節電というと真っ先にヤリ玉にあがるエアコン。扇風機が売れまくったという話も記憶に新しいですよね。
ところが、エアコンよりはるかに電気喰い虫な家電がお茶の間の中央に居座っていますよ。
そう、冒頭に紹介したテレビなんです。
震災復興に向けた緊急対策の推進について~第6回提言「家庭における節電対策の推進~ 野村総合研究所(NRI)の調査」によれば、テレビ1台消すだけでエアコン約2台分の節電ができるそうです。
あるいは、エアコンの温度調整(温度を上げる)をやっている方もいらっしゃいますよね。これもまた節電効果はテレビを消しちゃった方が4倍も省電力になるそうです。
言い換えれば、暑い中エアコン付けなかったり設定温度上げてたりしても、テレビ付けてたら焼け石に水だし、テレビさえ消せば、エアコンはこれまでどおり使っても充分な節電になるそうです。もちろんエアコン使わないに越したことはないでしょうが、死ぬまで我慢することはないですよね。
ここから導きだされる結論はただひとつ、最強かつ真っ先に行うべき節電は「テレビを消すこと!」そして、暑ければ迷わずエアコンを使うことだそうです。
ところが、政府などは節電節電と言いながら地デジ地デジ地デジ地デジと訴え続けていました。
熱中症予防より、放射線情報より、地デジ地デジ地デジ地デジ!地デジ地デジ地デジ地デジ!アナログ終了まであと○日!地デジの準備はお済みですか!テレビ見れなくなりますよ!と税金を使ってしつこく迫ってくる。テレビ見なくても死なないのにね!"
この夏はテレビ見続けて死んじゃうか、テレビ消して生き残るかの二択かもしれませんよ。
みなさん、どうします????。
私が小学生だった頃、初めて拙宅にも遅ればせながらテレビがやって来ました。
当時、某半国営放送局も民放局も全て、昼の14:00頃から17:00頃までオヤスミでしたね。
某半国営放送局は、朝6:00日の丸はためく画像で始まり、午前0:00同じく日の丸はためく画像を流して朝までオヤスミでした。
それがいつの間にやら、ほぼ休みなく24時間放送になってしまいました。
又、高校野球のテレビ中継が始まります。
週日に、この中継を昼間エアコンの効いた部屋で視聴する時、毎度電力消費のピークを迎えるそうです。
当たり前ですが、この日は週日なので普通に皆仕事をしているんですもんね。
出場校のご近所や縁のある皆さんには申し訳ないのですが、テレビ中継を止めて、ラジオの実況中継だけにできないものでしょかね。
却って想像力が働いて、熱気あふれる高校野球放送が楽しめると思うのは私だけでしょうか。


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肝心のバッハのプレリュードとフーガBWV531から543までの8曲についてお伝えできませんでしたね(笑)。
ヘルムート・ヴァルヒャ1950年頃の録音のCDより聴いております。