『パソコンもネットに繋がにゃただの箱』って、結構有名な今時川柳ですよね。
NPOを対象にしたITC指導者・・・・??って言葉じゃ簡単ですよね。
パソコンがソコソコ使える程度の方達を相手にする程度ならですけど・・・??。
『読み書き算盤』だった事務のオシゴトが、いつの間にか『ワード・エクセル当たり前パワポが出来れば営業も(私の好きなアクセスが入ってイナイノダ)』になってしまった嫌な世の中。
でも、それだけじゃホントは駄目って知ってますよね。
最低でもディレクトリーツリーの構造ぐらい理解していないとチト不安。
いつもお世話になっている『山梨県森林環境部環境創造課』のウェブサイトに「環境学習プログラム」と云うページがあります。
私達、環境学習指導者向けに造られた学習支援プログラム等が掲載されていて、自由にダウンロードすることができます。
先ほど、ダウンロードの方法が判らんから教えて欲しいと電話があり、結構長時間に及ぶ電話サポートを行いましたが、ダウンロードするにしても当人のパソコン環境が判らんでは、説明のしようが無いわけです。
ましてや、現在ファイヤーウォール、ウイルスチェック等のソフトや設定によっては、ダウンロード環境もちがうわけ。
昔こんな事がありました。
結構有名な話なんで、ご存じの方も多いと思いますが少し触れておきます。
パソコン環境が一変した、1955年10月のお話し、例のWindows95が導入された時。
当時、日本ではNEC・EPSONグループのPC-98とIBM互換機が覇権を競っておりました。
勿論、圧倒的に互換機連合の方が強く、大日本帝国と米国の戦いのようでした。
しかし、マイクロソフト社としても日本国内に於いて強大な戦力を誇るNECを完全な敵とみなすわけにも行かず、日本語Windows95発売の際、IBM互換機用とPC-98用の二種類が同時に発売されました。
Windows95がプリインストールされているパソコンは問題なかったのですが、当時Windows95が発売される直前に購入したパソコンは、無償でWindows95のバージョンアップが行われる事になっていて、それに釣られ購入した私のような方も多かった様です。
さて、PC-98を買い込み、プリインストール済みのWindows3.1から95にアップデイトするのですが、そのままインストール用CDを入れインストールを開始しても、config.sysにprint.sysが記述されているのでインストール出来ませんとおっしゃる。
ズブのしろーとにconfig.sysやprint.sysなんて判るはず無いですよね。
こうなったったら、何とかしなきゃ!と、それが解決できそうなパソコン雑誌を買い、独学でconfig.sysが何たるか、そしてprint.sysをどうすれば良いかも理解したわけ。
普通の人間ならば、ここでめげるだろうが、こちとら当時から天邪鬼でしたから逆にパソコンにはまっちゃう。
但し、ズブのしろーとが書いたconfig.sysやautoexec.batでパソコンが起動する訳がありませんよね。
この2つは、パソコン環境を司る大切なファイル。
でも、何とか頑張っちゃったから余計パソコンにハマる・・・・・と云うお決まりのコース。
そのおかげで、こんな病人でも何とか仕事にありつけるのですから、文句も言いますまい。
だから、あの時逃げちゃったらどうなる・・・と思うと背筋が寒くなる思い。
多額の住宅ローンを抱えたまま、家族引っ括めて路頭に迷ったりしたかもなんてね。
今でも私と同年代で、全くパソコンがワカランって人結構多い様です。
ましてや年長者となると・・・・・。
。

いくらWindowsがセブンに変わろうったって、裏じゃconfig.sysやautoexec.batが幅をきかせているらしい。
やっぱり最低でも簡単なディレクトリ構造からご理解頂かないと駄目かもしれません。
そんな訳で、今度の日曜日の午後そちらの御宅で出張講習とパソコン環境の設定を行うことになりました(笑)。