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プロフィール

MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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食文化

昨日嫁の友人夫婦が、在宅中の嫁に声を掛けたという。
彼らの話では、拙宅から北西にある里山が『ヘボ追い』の穴場だとの事。
これは、信州と甲州で古くから伝わる伝統的アウトドア活動。
地蜂の巣を襲い、巣を掘り出し、別の処に移して育て幼虫を採って食べると云う、まるでスズメバチ的な活動なのです。
先ず、地蜂を探すため生肉等を枝につけて暫く待つわけ、そして、やって来た地蜂を捕まえ真綿等の軽くて目立つ目印を付けて放す。
餌となる肉を抱いているので当然地蜂は帰巣する。
これを落ち葉等の煙で燻し眠らせてから掘り出し、自分達のテリトリーに移巣してから巣が大きくなるまで待ってから掘り出してその幼虫を食べると云う、都会人から見ると野蛮なゲテモノ食いの様に見えますが、この幼虫、醤油を掛けて煎るとトテモ美味しくて酒が進み、滋養強壮にも良いという信州や甲州などに伝わる食文化なのです。

地蜂の巣

これが地蜂の巣だそうです。
このボール状の中に何段かの層を成して幼虫達が育っています。
嫁の友人達は、捕まえたヘボを分けてくれると言ったが、気持ち悪いから断ったとは嫁の弁。
なんと勿体ない。
醤油を掛けて食すと美味い事を教えるが、嫌だとホザク。
お前は甲州人だろうに、情けないなぁ。
イナゴの佃煮など、半世紀近く前には、甲府の有名デパートの佃煮売り場で高級品として売られていました。
海老や蟹を生きたまま焼いて食べるのと然程変わらんとおもうのですが、難しいとこかもしれません。
今年も本邦は、南氷洋で調査捕鯨を継続するそうです。
それに対し、グリーンピースは今回も実力行使で阻止するようです。
鯨は頭がよいから可哀想とか、鯨の絶対数が減っているからダメだと云う主張があります。
その数を調査したりするための捕鯨ですから多少大目に見て欲しい。
元来ここまで鯨が減少したのは、欧米各国が鯨油ほしさに殺戮を繰り返した結果に過ぎず、本邦は、古来より鯨を骨の欠片一つまで余さず使うと云う伝統をたもってきました。
他の生き物の命をいただく『いただきます』の言葉。
世界中の食文化は民族によって違います。
それを宗教的理由や、思想信条の違い、民族性の違い、古くからの伝承文化の違い、その他いろいろな差別などによって、一方的に善悪を決め付けるのは正しい事でしょうか。
肉は動物達が可哀想だから食べないと云ったベジタリアンさん達だって、野菜を食べています。
あの野菜や果物の瑞々しい水分だって、動物の体に流れる血液と同じ事。
いくら綺麗事で固めようとしても、私達も生き物の端くれとして、前述のように他の生物の生命をいただいて生きている事を忘れないようにしなければなりません。
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