今日は、以前紹介した小出裕章氏の講演会『山梨と福島はつながっている・子どもの未来のために知ってもらいたいこと』と題された講演を聴講するため、甲府市にあるコラニー文化ホール大ホールに出掛けました。
この会場は、甲府市中心部にあるため車社会の山梨に於いて駐車場の確保がネックとなる会場です。
勿論2,000人の聴衆を収容するような会場は、唯一県内ではココだけ。
駐車場探しも面倒なので、天気も晴れて風も止み絶好の自転車日和と開き直り、MTBアバランチェを駆って会場入りです。
拙宅からは、荒川沿いを下ること暫しで到着できるので、それ程遠い距離でもありません。
しかし、風はなくとも寒いですね。でも走りにくいので、防寒着は使いません。
少しパワーを掛けてペダルを廻して暖を取りますが、鼻水がとまりませんねぇ。
講演は13:30からですが、10:30から新春『和みの市』と題された、自然食品やネイチャーアートの展示販売があるそうなので、10:00頃拙宅を出発。
会場到着は10:30頃でしたが既に多くの人盛り、皆私と同じ目論見だったようで、早くも自然食品のお弁当が売られていましたので、1つ購入し11:00頃にいただきましたよ。
講演会本番の開場は12:30でしたが、その頃には既に多くの聴衆が詰めかけておりまして、まさかこれ程の入とは思いませんでした。

こちらが今日の小出裕章氏講演会のメインテーマ『山梨と福島はつながっている・子どもの未来のために知ってもらいたいこと』と題された冒頭のスライド。
3.11福島第一原発の事故以来、見えない恐怖である放射能に怯える毎日。
政府発表の事故報告内容も二転三転し、ナント冷温停止だの事故収束宣言まで飛び交う始末。
私達が環境発表会で講演する内容にしても肝心の情報量が少なすぎて、はっきりしたお話ができないのが歯がゆくて、今日はこうして皆が集まったんだろうね。

主催者挨拶として、今回の講演会実行委員長の井上恭子さんのお話があり、そして小出裕章氏の紹介が続きます。

この講演をお聴きするまで、こんな業界に携わっている関係から、失礼でしたがはっきり言って、それ程期待していなかった事は事実でした。
でも、氏のはっきりした事実に基づいた講演内容にどんどん引き込まれてゆきます。
途中で眠くなるのはいやだな、と思う暇もなく、逆に目と耳が冴え渡るような雰囲気。
お話もお上手で、私なんかのシドロモドロした講演とは大違いでした。
「年齢別の放射能許容食品摂取量」なんて凄い発想だと思いました。
兎に角一度小池裕章氏の講演をお聴きになることを絶対にお勧めします。
尚、本日の講演内容は来る1月14日20:00からユーストリームで配信されるそうです。
ウェブから皆さんご覧頂く事で、私の拙いこのブログより、比べ物にならない氏の講演を御覧ください。