一応勤務先では総務部に所属しております。
総務ったって、経理が出来るわけもなく、唯の雑用?(俗称庶務)と云った仕事が主なこと。
パソコンのご機嫌取りがその仕事の殆どを締めるわけ。
パソコンや社内システムには、各帳票類が憑物ですが、それをプリントアウトするのはレーザープリンターのお仕事。
経費節減の折、プリンターのトナーも高価な純正品等使えるはずもなく、少しでも安い納入業者さんを選んで発注します。
このリサイクルトナーの業界も熾烈を極めているようで、年初から数社の営業さんが「見積もりを作る」とおっしゃり色々なご提案がありました。
今まで長く付き合ってきたリサイクルトナーの業者さんの半値近くで、納品出来ると云った新規業者さんまで有る始末。
状況を考えるために返事を伸ばしていたら、向から更に値段を下げる始末。
コレじゃ本邦のデフレ克服は絶対無理だと思った次第。
計算すると一番安価な業者さんに発注した場合、年間の支払金額が十数万円削減できるのですから凄いですよ。
リサイクルトナーなので、時々クレームも起こりますが、それも満足のいく解決が成されるため安心しておりました・・・・・ここまでは!。

今夜のBGMは、アントン・ブルックナー作曲交響曲第一番ハ短調。
パーテルノストロ指揮ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
メチャ安の11枚組超廉価版ブルックナー全集です。
昨夜から聴き始めている一枚目のCDですが、安かろう悪かろうじゃなく、安心して聴くことが出来る立派な演奏。
残響も心地良い演奏です。
本題に戻ると、型番や性能こそ違っても同じトナーが使える様に考えた我が総務棟に設置したプリンターと遠い別の現場事務所のブリンター。
なんとほぼ同時にトナー切れを起こした次第。
まあ、想定内の事ですから両方に使える様に、交換用トナーもリサイクル品ながら2つ用意してあります。
先に総務のトナーを入れ替え、次に現場のトナーを入れ替えた処、そちらのカートリッジが入らないのですよ。
どうも微妙に形が違うようです。
仕方ないので、現場に大丈夫な方の新しいカートリッジを納め、総務用は僅かに残ったトナーを使うべく禁断のカートリッジを揺すりつつ使う有様。
もちろん業者さんにはクレーム処理を依頼するが、発注しておいたトナーカートリッジもダメだったら困る理由で、原因究明を求める次第。
3時間程経過してから回答が入りましたが、トナーボックスの取り付け位置を間違えて送って来たようです。
明朝一番に発注しておいた新しいカートリッジと代替えのカートリッジを送って寄越すことで、承知した次第。
一応オトナなので、コレ以上文句も言いませんが、明朝マトモなカートリッジが手に入るか否か、それが一番の問題。
その回答を得るまでの時間の長かったこと。
その間に、昨日のISO9001の品質システム会議の議事録を作り上げ、ISO14001環境システムに関わる残務整理として、新事務局さんに環境会計の手順の説明(私だって昨年一度やっただけ)したりと大忙し。
何とか段取りをつけ、帰宅途中で某珈琲屋さんでニカラグア系のスペシャルティ豆を100gハイローストにて購入しつつ、焙煎を待つ間マンデリンをいただき人心地。
嫁が風邪を引いたので慌ただしく子供らと夕餉を囲み、シティーローストしたキリマンジェロAAを大きなマグカップで飲みながら、このブルックナーの一番を聴いている次第。
良くも毎日々々イベントが続くと思うと、情けないやら楽しいやらと複雑な心境。
『皆で寄ってたかって私を虐めているのかい?』って、言いたくもなりますなぁ。