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プロフィール

MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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今日午前中は、昨日オオムラサキを観察していた場所で、彼らと一緒に寛いでおりました。
唯、そう思っていたのは私だけで、彼らは一生懸命自分の遺伝子を後世に伝えようと縄張り争いを繰り広げています。
オオムラサキ鱗翅御開帳
クリックして大きな画像で御覧ください。オオムラサキの美しさをご堪能くださいね(笑)。
一時間ほど、彼らの舞い飛ぶ群れの中に座り込み、飛翔を見守っておりました。
私の肩や腕、足に留まる個体もあり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
一見おとなしそうな彼らですが、気性は荒く縄張りとするクヌギの枝にスズメが近寄ろうものなら、スクランブルして追い払います。
だいたい、蝶が羽音をたてる?なんて信じられますが。
バサバサと云う羽音を響かせて急ターンや急降下します。
恐らく飛翔にブレーキを掛けているんじゃないかと思いました。
君は、だあれ?
真っ直ぐ正面からご対面。
よく見ると愛嬌のあるお顔。
農業用水溜池
この場所の近くに大きな農業用水溜池があります。
この他にも幾つか溜池があり、田圃に農業用水を供給中。
ここは常に人の手が入っている里山です。
しかし、この近くでも新しい道路を建設中。
来年はどうなるか全く見当もつかないのが実情。
それでも、そんな環境に上手く適合しながら暮らしている彼らを、いつまでも見守ってゆきたいと思います。
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雑木林に夏が来た

特定疾患(拡張型心筋症)受給者証の更新手続きのため、今日は一日仕事を休みました。
ついでに谷間の雑木林でフィールドワークです。
オオムラサキの保護地域日野春で、オオムラサキの羽化が報道されていたので、こちらの里山にも期待大。
各画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
獣糞に集まるオオムラサキ♂
思ったより沢山オオムラサキの♂が舞っていましたので、良く見たら獣糞を食べているようです。
近寄ると羽音を勃てて飛び交います。
ジーンズに留まったオオムラサキの♂
ご覧のように私のジーンズにもやって来ましたよ。
よく見ると、もう鱗翅が一部千切れている個体もあります。
こうやって、雄同士バトルを繰り広げ、暫く後から羽化する雌と残った強い雄がペアリングをするわけです。
オオムラサキは日本の国蝶。
綺麗な青い鱗翅を翻す優美な蝶が、獣糞に屯したり、戦い合ったりするなんて信じられない皆さんも多いと思います。
でも、雄同士の戦いは凄まじく、ボロボロになっても戦かうのですよ。
クヌギの樹液の懐かしい匂い。
雑木林に夏が来た
足元には『ウツボグサ』や『ジャノヒゲ』そして『ヤマホタルブクロ』等夏を代表する野草が咲いています。
ウツボグサ

ジャノヒゲ

ヤマホタルブクロ
間もなく蝉も鳴く頃。
雑木林が一年で一番賑わう季節がやって来ました。
美系チェリスト、オーフラ・ハーノイさんのヴィヴァルディ曲集をポチリ、聴き始めています。
ヴィヴァルディさんの場合、やっぱし四季になっちまうわけで、合奏協奏曲『調和の霊感』なんて言った処で、当方みな同じように聴こえてしまう無知な人種であります。
それに引き換え、チェロ絡みの音楽の多彩な事。
オーフラ・ハーノイ、ヴィバルディチェロ曲集
ごオーフラ・ハーノイさんは、覧の様な妙齢なご婦人です。
そして、奏でるチェロの音色もお姿同様素晴らしいのですよ。
バッハの無伴奏組曲に食傷気味になった後なんか、このヴィヴァルディのチェロ曲は絶対お薦め。
5枚組の箱物ですが、このシリーズ全般にブックレットなんか入っていません。
紙ジャケットの裏面に演奏者、録音データ、その他必須事項のみが記載されているだけ。

CD1枚目に収録されているのは以以下の曲。
・チェロ協奏曲ニ短調RV405
・チェロ協奏曲ハ短調RV401
・チェロ協奏曲変ロ長調RV423
・チェロ協奏曲ハ長調RV399』
・チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調RV409
・チェロ協奏曲断章ニ短調RV538』
勤務先では、ISO9001システムの内部監査です。
私がISO9001システムの事務局を仰せつかっている関係で、管理責任者の専務さんと並んで神妙に内部監査員から監査を受けました。
内部監査員は、我社のISO9001システムと14001システム双方を構築した程の凄い人。
私は彼の部下として両システム構築の下働きを務めていましたので、まぁ、同類??の好。
無理難題の質問に対し、品質マニュアルその他の文言の正当性を主張しなくてはなりません。
9:00から昼食を挟んで13:30頃までと、専務共々完膚なきまで虐められました。
CARは2件程、オブザベーションも少しぐらいですが大したことはありません。
来月月初には、専務と同行して長野県の事業所を二人で内部監査員として監査を行います。
今夜もBGMは、ベートーベンのピアノソナタ。
第7番と8番『悲愴』そして、31番を収録した、アンネ・オランドさんのピアノ独奏。
少し硬質ですが、好きな演奏です。
今日、勤務先に近いアメダス観測地点では、最高気温28℃オーバーでしたが、仕事場の南側に大きな欅の並木が並んでいて、木陰が屋根全体を覆っています。
そのため、窓を開けておくだけで涼しい風が通り、終日寒がりな私は冬の作業服を着ていました。
ここを通りかかった工場長、「新しいエアコンは、涼しいね」なんて、先週末に新型の省エネ型エアコンに取り替えたから、その事を仰る。
「エアコンなんか使わなくても寒いくらい」って言ったら、驚いていましたよ。
やはり落葉広葉樹の威力はすごいですね。
コレじゃ『みどりのカーテン』なんて真っ青。
冬だって全ての葉が落ちるので、ガラス越しに陽が入り汗ばむほどになります。
やはり昔から、建物の南側に落葉広葉樹を植えるのは、省エネの基本中の基本。
晩秋の落ち葉掃きが少々辛いですが、それも季節の変わり目を肌で感じる良い作業。
勤務先のパソコンさんやプリンターさんは、私を虐めます。
15:50に必ず落ちるディスクトップ??。
保守会社のSEさんに色々お願いして、HDD、メモリ、マザボ、果ては電源まで外身以外全て交換しても15:50頃落ちちゃう???。
リース物件なので、ケースだけは絶対交換できんのですけど・・・・。
そのマシンの使用者に『お前、何か飼ってんじゃね??』って、聞いてみました。
もしかしたらウイスルかなぁ?。
でもって、SEさんの会社で交換したパーツを組み立ててもらいチェックすることに??。
そして、ラボのインクジェットも時々エラーで止まる。
今日はとうとう復帰しない状況に陥り、SEさんに保証期間ギリギリで修理を依頼してもらう様に段取りをとり・・・・。
内線電話の工事の手筈や見積依頼やそれらの段取りも有って、しかも色々重なる理由。
疲れ果て、帰宅後は、シューマンかべとべん・・・悩む処。
ジョン・エリオット・ガーディナーさんの指揮で、シューマンの4番のシンフォニーを聴き始めましたが、第一楽章で疲れ果て挫折。
野ダメのアニメをYouTubeでちょい見した序に、アシュケナージさんが弾くシューマンの作品22のソナタ、そして、グールドさんが鼻歌で合いの手を入れる、べとべんの31番、この辺り劇的なフレーズが多くて楽しめます。
更に大好きなべとべんの30番。
第一楽章冒頭の可愛らしいメロディに心奪われ、気がつくとグールドさんのピアノは31番の第一楽章冒頭で、更に私の頭に一撃をいれる・・・・。
コレじゃ、いつになったらシューマンのマスターワークスが聞き終わるやら(笑)。
購入後なんと2年以上放置プレイ状態だったシューマンのマスターワークス35枚セット!。
やっと先日から聴き始めています。
一週間程前、ピアノソナタ第二番から始め、今日は最初の一枚目のオーケストラワークスです。
一曲目、交響曲 ト短調Wo.0.29《ツヴィッカウ》
二曲目、交響曲第1番 変ロ長調 OP.38《春》
序曲、スケルツォとフィナーレ OP.52
 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
序曲《ゲノフェーファ》OP.81
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ラファエル・クーベリック
何時も聴いているのは、この中では交響曲第一番だけですけど、サヴァリッシュ指揮ドレスデン国立響の演奏。
特に交響曲 ト短調Wo.0.29《ツヴィッカウ》は、初めて聴く曲。
シューマンのマスターワークスから最初の一枚目
ブックレットと最初の一枚目の紙ジャケを並べてみました。
演奏している、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークは、指揮者エリオット・ガードナーが主催している古楽器オーケストラだそうです。
各楽器の響きがとても綺麗だなぁ!と云った印象程度しか判りません。
特にホルンと木管が良いですね。
ドミニカ・ヌエムボンド
焙煎した珈琲豆のストックが減ってきたので、二回ほど焙煎しました。
こちらが先ほど焙煎が終了した『ドミニカ・ヌエムボンド』と云う豆で、ミディアムからハイロースト程度の焙煎です。
今夜の珈琲は、モカ・イルガチェフ
そして、こちらが今夜挽いて飲んだ『モカ・イルガチャフ』です。
焙煎後一週間程経過しましたが、良い香りがまだしっかり出ています。
酸味を強調出来るように、ミディアム程度に焙煎しましたが、やっとエージングされてきたようで私好みの味になりましたよ。
今夜のBGMはベートーベンのピアノソナタ31番変イ長調作品110。
久しぶりにフリードリッヒ・グルダのベートーベンピアノソナタ全集(LPレコード)から最後の11枚目のA面。
まだ明るい第一楽章、思ったより早めのテンポで第三楽章の暗さを暗示する第二楽章。
第三楽章も最近良く聴いているグレン・グールドの演奏に比べ更に劇的とも言えそうな悲しみ、裏切り、落胆そして最後の喜びまで盛り上げる内容。
今日の31番はグルダ
この箱物レコードセットも購入後35年以上経過したためもうボロボロ。
こうやってガムテープで補強している始末です(笑)。
朝、自治会による月一の公園掃除の折、途中で見つけたホタルブクロ一株。
道端のホタルブクロ1
アスファルトとブロックフェンスの繋ぎ目から株を伸ばし、立派に咲いているど根性ホタルブクロ。
そしてこちらは、嫁が何処ぞから拾ってきた栽培品のアルビノ。
栽培品のアルビノ
アルビノのくせに繁殖力が強いようで、拙宅の各所で花を咲かせています。
今日の孫
ホタルブクロに気を良くして、ご近所フィールドワークに出かけようとした矢先、孫を連れて長男夫婦がやって来ました。
そんな理由で、フィールドワークは無しとなり、孫と遊ぶ事に(笑)。
6月7日、主治医に特定疾患受給者証(拡張型心筋症)更新用の臨床調査個人票を書いて頂くための心臓エコー検査、血液検査他を受けるために受診したため、今日6月23日の定期予約診療日は、今月2回目の受診日でした。
6月7日の検査の際、すでに渡しの場合の最高自己負担額である5,770円を支払って有るため、今回の医療費は、院外薬局で出してもらうワーファリンの副作用を抑える薬代だけでした。
しかし、臨床調査個人票を記載するための文書料はしっかり請求されました(泣)。
今日は通院日
今日のクリニックは大変混んでいて、駐車場もいっぱい。
10:00の予約でしたが、診察は10:30過ぎで、薬局で薬を受け取ったのは11:15頃。
実は、その後クリニックに近いマツダディーラーで、前回12ヶ月点検時に受けなかったエンジンオイル交換とオイルフィルターの交換作業を予約したのですが、11:30しか空きがなく、時間を持て余し気味だったのが丁度よいスケジュールとなってしまった次第。
何時もは自分で作業するのですが、折角パックでメンテと云う前払いメンテナンス契約のため、6ヶ月点検毎のエンジンオイル交換と法定12ヶ月点検毎のエンジンオイルとフィルター交換も含まれています。
我がAZオフロードは何時も走行距離3,000キロ毎の交換をしているため、3ヶ月毎程度のスパンでオイル交換をしています。
4月末に法定12ヶ月点検を受けましたが、少し前にオイル交換をしたばかりでしたので今日に遅延したわけです。
我がAZオフロードは走行距離110,000キロを既に超えていますが、今日も元気に働いております。
今朝一番に煎豆屋さんへ発注しておいたキリマンジェロの生豆が届きました。
いつもの様にご主人自ら帰宅途中に届けていただきました。
キリマンジェロ
これは明日焙煎する予定です。
このキリマンジェロは、タンザニアのギルマンズポイントAAだとか、美味しそうですが、明日焙煎してからのお楽しみ。
ギルマンズポイントAA
今夜のBGMも昨夜に引き続きクララ・ハスキルさんが弾く、ローベルト・シューマンのピアノ曲。
子供の情景OP15.、森の情景OP82、色とりどりの小品OP99以上3つのピアノ曲集が収録されているクララ・ハスキルポートレートから10枚目のCD。
クララ・ハスキルさんの怖い顔
こちらは、サービスで頂いたサンプル品のブラジルですが大粒の豆ですね。
ブラジル
今夜飲んだ珈琲は、モカ・イルガチェフをミディアム程度に焙煎して、酸味を強調した私好みの逸品。
今日は夏至です。
一年で昼の時間が最も長い日だそうです。
そして、私の一番好きな季節。
4:00前に明るくなり、20:00近くで黄昏を迎えます。
元気だった頃、それこそフィールドで24時間遊んでいました。
夜明け前の霧の中、スタウト麦酒とパンで軽く朝食を済ませ、そのまま湿原に咲くハルリンドウに寄り添いました。
昼は、気の早いサビタの花を愛でながら、大泉のアフガンでビーフカレーを食べた後、清泉寮か今は店を閉めた喫茶ミルクで珈琲をいただいたり、夕べはサソリの心臓たるアンタレスの橙色に心を揺らせました。
勿論今から遡ること40年近く昔の話ですけどね。
今夜の孫
今は嫁と一緒に、長男夫婦と一緒に訪ねてきた孫と遊ぶ爺さんになりました。
クララ・ハスキルさんの怖い顔
今夜のBGMもクララ・ハスキルさんとアルテュール・グリュミオーさんのデュオでベートーベンのOP.24「春」。
1957年の録音との事。
モノーラルながら、凄く良い音ですね。

台風一過

昨夜台風4号さんは、当地を通り過ぎ北上されました。
おみやげは、朝西空に掛かる虹の橋。
そして、富士山の横っちょに大きな吊し雲を残して行きましたね。
この吊し雲が現れる時、富士山付近は凄い乱気流が発生しているそうです。
そうとう昔の話ですが、富士山上空で乱気流に巻き込まれ墜落したBOAC航空の旅客機がありました。
ですから、この吊し雲を見るとBOAC機の事を思い出すのです。
尤も虹も吊し雲も出勤途中だったので、画像はありません(笑)。
でも、吊し雲でググって頂くと、今朝のこの雲が何処かしらでアップされていると思いますよ。
Wilhelm Furtwangler THE GREAT EMI RCORDINGS
今夜のBGMはフルトベングラーのボックスセットから、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら、ドンファン等、リヒャルト・シュトラウスの作品が収録された15枚目のCDを聴いております。
マスタリングが良いのでしょうが、モノーラルながら凄く良い音です。
私でさえ蒸し暑いと思う今日の陽気、こんな時ホタル観察にはぴったりなんです。
そこで胸踊らせていつもの小川。
でも、舞っていてくれたホタルは、2頭だけ。
ホタル??
一応画像に納めましたのでクリックしてくださいね。
真ん中に黄色の点がありますが、多分これがホタルの光??だと思います。
台風で、小川の水も増水しちゃったんだって事忘れていましたよ。
これじゃホタルも愛を語るどころじゃ無い塩梅だろうにね。
目を反対側にやると、20:00近くにも拘わらず、未だ太陽が沈んだ西の空は思いの外明るく、甲斐駒がシルエットを描いて浮かんでいます。
まだ明るさが残る甲斐駒
夏の宵、人里近い灯りも風情があります。
こちらも真っ暗ですが、クリックしてみてくださいね。
でも、チョッチィ暗すぎたかな(笑)。
天気図を見ると台風が2つやってきています。
台風の季節
4号と5号の台風が近づいています。
今拙宅の辺りは強い雨が降っています。
4号グチョルさん
こちらが台風4号グチョルさんです。
5号タリムさん
そして、後から台風5号のタリムさんが追っかけている寸法です。
6月に本土に上陸する台風は少ないらしいですね。
この後、4号グチョルさんは、本州を縦断する形ですが、未明には当地から殆んど遠ざかっているはず。
2つの台風で被害が無いことを祈るばかりです。
ベートーベン後期のピアノソナタ30番から32番まで、車の中ではグレン・グールドさんの1956年の演奏で聴いています。
今夜掛けているCDは、クララ・ハスキルさんの1953年録音の物。
こちらは32番だけですが、第一楽章は嵐のように一気呵成に畳み掛けるような演奏。
理知的とも思えるグールドさんに比べ凄いです。
ライブ録音のようで、録音条件は悪そうですが、その分気迫は強烈そう。
クララ・ハスキル、ポートレートの5枚目
先日amazonとの紆余曲折を経てポチった10枚組モノーラル録音のセット物。
第二楽章は打って変わって、歌うように軽やかに駆け上りそして滑るように下る、
そんな形容をしたいと思うほど、好きになりそうなフレーズ。
第二楽章までしか無い32番ですが、いろんなアーチストの演奏でも思うのですが、良い曲ですね。
二曲目はモーリス・ラヴェルのソナチネ。
前曲と同じく1953年のライブ録音のようです。
夜が明ける頃、白い部屋の中に光が差し込み、次第に明るくなってゆく様子????。
そんな月並みな気持ちがするようなピアノの音色。
三曲目は、バッハのBWV914のトッカータ。
やはり、グレン・グールドの同じ演奏を時々聴きますが、こちらのほうが何となくより暖かく感じるのは何故。
最後に収録されているのは、クロード・ドビュッシーのエチュード集から『対比的な響きのための』。
私達にとって、クララ・ハスキルさんは、モーツアルト弾きのイメージが色濃いのですが、こんな印象派の小品もあるんですね。
今朝の一曲目はルドルフ・ゼルキンのピアノでベートーベン作曲ピアノソナタ第8番悲愴。
最近良く聴いているグレン・グールドのピアノに比べ、このほうが落ち着きます。
ゼルキンで悲愴
一応全ての画像は、クリックすると大きな画像で御覧いただけます。
午後、孫が嫁と遊んでいる内に少しだけ、ご近所フィールドワーク、相棒はMTBのGTアバランチェ。
梅雨の晴れ間に
昨夜からの雨も上がり、時折陽も差す谷間の雑木林。
この外側の蒸し蒸しする陽気と裏腹に、心地良い谷間の空気は素晴らしいですね。
トンボソウ
谷間の奥にひっそり咲いていたトンボソウ。
細かい同定はしていませんが、普通のトンボソウだと思います。
横向きにサイたアザミ
小首を傾げたアザミの花。
暗い林間にハットする様な明るい笑顔。
今日のイチヤクソウ
新しいイチヤクソウもまだ咲いています。
今日も急遽朝から孫を長男夫婦から預かることとなりましたが、私達も予定通り孫を連れておでかけ!。
午前中は娘の勤務先のイベントに顔を出したりしましたが、予想外に楽しめました。
メイクイーンの詰め放題
クリックして大きな画像でご覧ください。
これはメイクイーン(ジャガイモ)を袋に詰め込めるだけ詰めて200円。
二男が挑戦し、3キロ以上の収穫(笑)。
昼食は、同じ山梨県でも甲府盆地の外側となる、郡内地域の富士吉田市のご当地グルメ『吉田のうどん』に挑戦。
吉田のうどん「あかり亭」
道路からだいぶ引っ込んだ場所にある普通の住宅、こちらが二男お薦めの、『あかり亭』さん。
営業中のボードと、吉田のうどんの幟がなけりゃ全く普通の御宅。
通りには看板もありますが、見落とす事もあるでしょうね。
某有名うどん屋さんの様に行列が出来る事も無く、それでも満席でしたが、美味しく腰の強いうどんをいただきました。
これで予定は終了ですが、ここまで来てこのまま帰るのもねぇ。
そんなわけで、忍野八海まで足を伸ばして湧水見物。
さすが観光地、人々々々!の波。
池は綺麗でしたが、観光客の皆さんの数に圧倒された次第。
今や日本中の観光地が同様でしょうが、飛び交う言葉は殆んど中国語。
忍野の湧水
時折小雨も舞い、全く肝心な富士山も見えませんが、観光客のみなさん湧水の冷たさに感動しておられた様子。
冷たい富士の湧水に歓声を上げられていた異国のお客様方。
忍野八海に行ったよ
そんな中、孫も終始御機嫌でした。
今夜はルービンシュタインのショパンボックスセットから7枚目のCDを抜き出し、ピアノソナタ第三番。
3つあるショパンのソナタの内一番好きな曲。
ルービンシュタイン、ショパンのボックスセット
知名度から言ったら葬送行進曲付きの2番の方が有名かもしれませんが、やっぱり3番のほうがねぇ。
1844年作曲、ピアノソナタ第3番ロ短調Op.58。
通常のピアノソナタの3楽章より一つ多い4楽章形式。
そして、その第4楽章の体に響く『これぞピアノの音』って云うのでしょうか。
難しい事なんて判りませんが、その強い響きの中からでさえ、美しさや優しささえ感ずる1楽章から3楽章に比べ、この豪放さ。
大好きなベートーベン後期のピアノソナタと比べても遜色ないのは、判ってるけど、この美しさと力強さと云う相反する音は、私の許容力では計り知れないものがあります。
だから、何度も何度も繰り返して聴いているのですよ。
今夜は、甲府市の山梨県ボランティアNPOセンターで行われた、第30回ボランティアNPO研究集会の第一回実行委員会に出席しました。
そんなわけで遅い夕食を先程終えたばかりです。
ボランティアNPO研究集会実行委員会
『第30回ボランティアNPO研究集会』今年の開催日は、9月15日土曜日に決まりました。
メインテーマは、『再び3.11に学ぶ』もしも私が被災者になったら?。
これを4つの分科会に分けて、研究集会へ参加された皆さんと一緒に考えます。
1.防災・減災について
2.被災者支援を考える
3.一人ひとりのボランティア
4.ご近所付き合い
これら、以上の内容で話しあおうと云った趣向。
私の本分たる環境関係の分科会は作りませんでしたが、色々盛り上がりそうな内容となっています。
結局、昨年同様実行委員長の大役を押し付けられた格好ですが、何とか頑張りましょう。
ユーミンさんの1979年12月発売された8枚目のアルバム。
B面一曲目がタイトルの『悲しいほどお天気』多摩美のカリキュラムなのか、玉川上水での写生していた頃の描写、未だ当時の志を忘れない旧友。
そして、A面一曲目『ジャコビニ彗星の日』夜のFMからニュースを流しながら・・・72年10月9日・・・。
1972年私は高校生で天文部で活動してましたから、この時の事はよく覚えています。
見えなかった事より、この曲を聴くと、更に昔中学生の頃も科学部で天体観測をしたり虫や花を追いかけていましたっけ。
当時、同じ志を持った旧友の事を思い出すのです。
彼のその後は、時折新聞やニュース等でその凄い活躍を知りますが、懐かしい思い出だけが瞼をよぎります。
だから、この『悲しいほどお天気』を聴くと、今でも活躍している彼と、こんなショボイ活動しかできない私自身と比べてしまうのです。
悲しいほどお天気
クリックして大きな画像でご覧くださいね。
レコードジャケットの左側隅の色が変ですよね。
安物のボックスケースから、はみ出た部分が光で焼け、こんな模様になっちゃいました(笑)。
これも30年以上経過した私の歴史です。
でも、本当は後悔なんかしてません。
わたしだって、中学生の頃と同じ志のナチュラリストモドキとしてフィールドで活動中ですから。
さあ、今夜の締めは、ベートーベンの後期ピアノソナタを聴いて、更に落ち込みましょう。
30番から31番、好きなんですよ。
グレン・グールドさんのCDをメディアプレーヤーファイルで圧縮して車の中でも聴いていますが、この二曲のピアノソナタ、何回聴いても飽きませんね。
弦楽四重奏曲にのめり込んだのは、ベートーベン中期の傑作と謳われるラズモフスキーを聴いてからでした。
そもそも以前投稿したように、ラズモフスキーと云うものが何か?という事すら知らなかったのですけど・・・・・ね。
きっかけは、小林秀雄さんの随筆モーツアルトを読んでからです。
その中に初めてLPレコードを買うシュチュエーションがあり、そのレコードこそラズモフスキーだったそうです。
それが3つ有って、どれを買うか聞かれ、全部くれと答えたようです。
小林さんが初めて購入されたLPがラズモフスキーセットなんだから、きっと素晴らしい曲に違いない!。
40年前、勝手にそう決めつけた私も行きつけのレコード屋さんで、ラズモフスキーなるものを買いました。
その時、初めてベートーベンの弦楽四重奏曲だったことを知りました。
当時東ドイツのエテルナレーベルを徳間音工(当時演歌が多かった)が輸入していた物を購入。
現在に至るまで一番の愛聴盤たる、ベルリン弦楽四重奏団(ズスケSQ)の演奏のレコードです。
二枚組のレコードの一枚目初めに収録されていたのが、第三番(弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59-3)でした。
最初盤面に針を落とした後、流れてきたのは重厚な弦の重厚なユニゾンでした。
この一発目の動機で、管弦楽曲から室内楽へと、その後の音楽観が全て覆ってしまうほどの印象。
そして、極めつけは第二楽章冒頭の強烈なチェロのピチカートで脳天を殴打された時でした。
凄い!。
この一語でした。
アルバン・ベルクSQのラズモフスキー
これが今夜聴いているウイーン・アルバン・ベルク弦楽四重奏団のCDです。
全曲セットの内の6枚目にラズモフスキー第三番が収録されています。
ベルリンSQとは、全く違う解釈の演奏ですが、これも凄く楽しめる演奏だと思います。
ベートーベンさんの師匠ハイドン先生が確立した弦楽四重奏曲のジャンルを、最高潮まで引き上げたのが、このラズモフスキー第三番だと勝手に思っております。


クララ・ハスキルのボックスセット10枚組から2枚目のモーツアルトK415のピアノ協奏曲を聴いています。
先日ポチったのですが、こうやって時々聴いています。
1953年録音で、フェレンツ・フリッチャイ指揮、RIAS交響楽団がバックだそうです。
オーケストラは、弦楽だけでしょうか。
勿論モノーラルですが、まあ、鑑賞には差し支えない程度かな?。
兎に角頑張って聴かないと、廉価版ボックスCDが増えるばかり。
ドビュッシーの18枚組やストコフスキーの14枚組、そしてブーレーズのドビュッシーとラベルのセット等、このクララ・ハスキルのポートレート10枚組以降届いたセットもこのように沢山ありまして(笑)。
さあ、頑張って聴きましょう。
クララ・ハスキルさんの怖い顔
この二枚目のCD、モーツアルトのK415の後は、シューベルトのピアノソナタ21番。
鉄腕アトムのフレーズを思い出させる第一楽章??。
録音は1951年だそうですが、モーツアルトに比べると、やはりモノーラルながら遥かに良い音のように思えます。
先程ご近所里山から帰宅しました。
出掛ける少し前まで晴れていましたが、直ぐに今にも雨になりそうな曇り空。
完全にお空は入梅モード。
雨さえ降らなきゃ御機嫌な里山藪漕ぎですよ。
相変わらずアバランチェのディレイラーは調子悪いけど、この程度なら何とかお散歩には支障ありません。
フロントだけの123チェンジ(笑)です。
イチヤクソウのクローズアップ
昨日見つけたイチヤクソウの花が完全に開いたので、下側からのクローズアップ画像を掲載します。
クリックして大きな画像を御覧ください。
そしてこちらは今日又新たに見つけたイチヤクソウの株です。
思った以上に多く見つかりましたが、花茎を伸ばしているのはその内でも僅かな株のようです。
新しく見つけたイチヤクソウ
そして、そこから僅か数メートル離れた場所から眺めるとこんな光景なんです。
視線をずらすと
この里山を突っ切って工事中の新しい道路。
どうしても必要なのかどうかわからない道路ですが、朝夕の混雑緩和や拙宅がある住宅地の道路をバイパス替わりに使う危険な通過車両対策になるのでしょうか。
ご近所里山も化石燃料や電力依存のエネルギー政策、そして農業の近代化によりその存在意義が薄れてしまいました。
新たな道路ができて、荒れていた林床に光が差し込み皮肉にも旧来の生態系に戻りつつあります。
誰も顧みない里山の植物相の変容、これからも目をそらさずに見守って行こうと思った次第です。
そしてもう一つ面白い物を見つけました。
シュンランの実
これはシュンランの実です。
この中に、とても小さなシュンランの種(胚)が入っているそうです。
それが撒き散らされ、共生できる菌類の基、運が良ければ発芽することもあるとか。
葡萄の花
そしてもう1つ、昨年もお知らせしたように、お隣の緑のカーテンはブドウ栽培です。
クリックして注意深くご覧頂くと、ブドウの房の形に花が咲いているのがお判りかと思います。
この花の子房が大きくなって甘いブドウの実が実ります。
ゴーヤなど一般の緑のカーテンは、日差しが強まるこの季節間に合いませんが、ブドウならばもう大丈夫。
このようにしっかり葉も茂り始めていますよ。
今年から、甲府市とタイアップしてブドウ栽培による緑のカーテンを推奨すべく、モニター家庭にブドウの苗を配布する予定です。
ゴーヤは沖縄特産の南方系作物、でもブドウは山梨特産の作物ですからね。
我が山梨県も関東甲信地方に属するため、本日めでたく梅雨入りです。
なんでめでたいかって云うと、当地で水の源たる雨がたくさん降るのは、この梅雨と台風シーズンに限られるのです。
すなわち、この季節が無いと年間の降水量が減ってしまい、ひいては農作物ばかりか、地下水まで減ってしまうわけ。
朝方まで降っていた雨が上がりどんよりとした曇り空。
脚ごしらえさえ問題なければ、ご近所フィールドに繰り出すのですよ。
今日の獲物は、イチヤクソウ。
目星をつけて置いた株を探しますが、新たに何株か花芽を付けているものを見つけ嬉しい誤算。
イチヤクソウが咲きました
クリックして頂くと大きな画像でご覧いただけます。
独特な模様の葉っぱと、長い花茎に咲くかわいらしい??花。
特殊な菌根を持つため、昨今めっきり減ってしまった里山の植物です。
変わった風情があるので、山草愛好家に狙われやすい事も減少した一因だとか。
前述のように一度覚えたら忘れないような葉と花茎の先のまるい花。
雨が降らなかったら明日もう一度探そうね。
今日も元気だよ
里山から戻ると長男一家が来ていました。
そこで孫の画像を掲載しちゃいましょう(笑)。
少しだけだけど、歩けるから雨なんかに負けないよね。
九州から東海地方までが梅雨入りしたそうです。
沖縄奄美地方の梅雨入りは、とても早かった今年ですが、九州以降大体例年並みになったようです。
昨年はとても早い梅雨入りでしたから、今年も早いかなと思っておりました処、例年並みだそうです。
明日も雨模様の一日でしょうから、我が甲信地方の梅雨入りも間近だと思います。
今日の天気図
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梅雨と云うとやはり雨の事。
雨は、このところ一日置きに掲載しているように本邦最大の資源である『水』の源なんですよね。
雨が降らないと、この大切な資源を有効に使うことができません。
水をたくさん使う稲作でも、特に今田植えが終わり水の管理が一番重要な頃。
当地など、水が少ない台地なので稲作に使う水をとても大事にしてきました。
農業用水を貯める溜池が点在し、これらから供給される水によって稲作が行われるわけです。
さて、雨に話を戻すと当地甲府盆地に降る雨はとても少なく、年間1000ミリ程度です。
全国平均だと大体1,800ミリ程度の降水量なので、その半分程の降水量と云ったわけ。
水の確保が難しかった頃、水をあまり必要としない、養蚕が盛んに行われ、桑の栽培が盛んでした。
この桑園が養蚕の衰退とともに果樹園へと変わってゆき、果樹王国山梨が出来上がりました。
山梨県の降水量
上の図をご覧頂くと判りますが、甲府盆地では前述のように年間約1,000ミリ程度の降水量です。
晩秋から早春まで殆んど雨が降らないのが我が甲府盆地。
雨は、梅雨の季節そして秋の台風シーズンに集中します。
大泉アメダスの雨量データ2007年
この表は、甲府盆地北部の大泉のアメダスの雨量データ2007年のもの。
やはり降水量は、梅雨の6月7月、そして台風シーズンの9月10月に集中しています。
一度に多くの雨が降ると洪水の危険もあります。
しかし、田圃や森林地帯が振った雨水を一度に流さず、貯めているのでそれ程大きな災害も起こりません。
雨水をためずに一気に下流に流すと、下流域の都市部では大洪水になりかねません。
少しでも貴重な水源である雨水を有効活用するため、昨今雨水利用の機運が進んでいます。
やまなし環境カウンセラー協会の出展
これは昨年、私達やまなし環境カウンセラー協会が行った雨水利用タンク頒布会の様子。
家屋の屋根に降った雨水を簡単な装置で200リットルのタンクに貯め、庭の散水に利用しようといった試み。
もしもライフラインが寸断された非常事態に於いては、この200リットルの雨水が、煮沸して飲料水、生活用水、手洗いの流し水に利用できるのです。
又、雨水を一度に流さないようにすると、それだけでも下流域での洪水緩和に役立つはず。
昨今都市型洪水の危険性が叫ばれていますが、地表をコンクリートやアスファルトで固め、雨水が浸透する事ができません。
そのため、地下街や低地が浸水してしまいます。
水を資源として捉えるか、厄介者として捉えるか、その選択が重要視されます。

今日は仕事を休み、特定疾患受給者証更新手続きのための臨床個人調査票作成に関する検査を受けました。
私達のような国が指定する特定疾患患者(難病患者)は、その治療法確立のために研究用として治療を受ける事に関し、医療費の全額あるいは、医療補助を受ける事ができます。
そのために毎年、上記特定疾患医療受給者証を更新します。
そのための診断書として、この臨床個人調査票を医師に作成を依頼します。
一応診断書の範疇なので、文書料がかかる上、その検査内容によって保険適応じゃない項目が含まれています。
したがって、私の場合通院の場合の自己負担分が最高額の5,770円を遥かに超過してしまうと云う不自然なもの。
チョット引っかかるものがありますが、この手続きを怠ると入院したような場合など、一月11,550円で済むものを、通常の医療費が請求され、健康保険高額医療制度による給付金があるものの大変なことになります。
検査内容は、心電図、心臓X線撮影、心臓エコー、血液検査でした。
血液検査の結果は未だ不明ですが、心胸比は正常範囲、駆使率は少し低いそうですが概ね大丈夫と云った処でしょうか。
次回6月23日の定期通院の際までにはこの診断書が書き上がっているはず。
提出日の6月29日(金)も仕事を休んで、申請手続きに出掛けます。

今夜も水だよ

昨夜は孫の満一歳の誕生日でした。
それで一日空きましたが、今夜も水のお話の続きです。
人一人が一日生活するのに、最低30リットルの生活用水が必要だと言われています。
お手洗いの流し水を1回流すと約10リットルの水を使うので、その3倍の量です。地球上の約8割の人は、この量以下の水で生活しているのに対して、私たち日本人はその約70倍に当たる2,000リットル(2トン)の水を1人が1日に消費していると言われています。この量は、アメリカについで世界第2位だそうです。
洗濯、炊事、車を洗ったり、お風呂やシャワーも沢山水を使っていますからね。
これが現実に使用する水ですが、この他に一昨日掲載しましたように『仮想水』『バーチャルウォーター』と云って、パンや牛肉を食べるために必要な水、主に穀物を育てるための灌漑用水が大量に必要になります。
日本のカロリーベースの食料自給率は40%程度ですから、日本人は海外の水に依存して生きているといえます。つまり、日本はバーチャルウォーターの輸入を通じて海外とつながっており、海外での水不足や水質汚濁等の水問題は、日本と無関係ではないのです。
2005年において、海外から日本に輸入されたバーチャルウォーター量は、約800億トンだそうです。
その大半は食料に起因しています。
これは、日本国内で使用される年間水使用量と同程度だそうです。
2005年バーチャルウォーター輸入量
クリックして頂くと大きな画像で御覧いただけます。
これら多くのバーチャルウォーターは、主に家畜の飼料あるいは、肉そのものとして輸入されることが多いようです。
この現実を私たちは忘れてはなりません。
水と安全は無料じゃありません。
一昨日も記しましたように、灌漑用水をめぐり、今後水争いが現実の戦争の火種になる事も考えなくてはなりません。
水つながりで、先程観察に出かけたゲンジボタルの画像を掲載致します。
凄くショボイ画像ですが、ご勘弁ください。
今夏のホタル
クリックして大きくしてご覧ください、真ん中に光る点がゲンジボタルの光です。
これは、ご近所の小川に育つ養殖じゃない、天然物のゲンジボタルです。
だから、今夜は二匹確認したのみでした。
ちょうど昨年の6月5日初孫が生まれ、一年経った今日が満一歳の誕生日。
文字通り何とか一歩か二歩歩き始めています。
一歳おめでとう
クリックして頂くと大きな画像で御覧いただけます。
後ろに立っているお母さんと比べてください。
こんなに大きくなりましたよ。
これから今夜は、皆で一歳のお誕生日をお祝いします。
時々怪我をして皆を心配させるけど、病気にも負けない強い男の子。
もう赤ちゃんじゃないもんね。
明日も元気に遊ぼうね。
爺さんは、一昨日ご紹介した『HARO』のキックバイクに乗る君が見たくてたまりません。
一刻も早く二歳半になってください(笑)。
今や原発再稼働止むなしなんて官と労組が妥協しちゃって世の中滅茶苦茶。
二酸化炭素増加に寄る地球温暖化、そして石油や天然ガス埋蔵量も充分だとか、色々眉に唾を付けたくなるようなお話も実しやかに囁かれちゃってる。
何が真実で何が虚構なのか全く分からなくなっちまった現在。
声高に環境保護を訴えようとも、資源の枯渇を訴えようと、さて何を目的にしたら良いか全く混沌としています。
でも、一つだけ絶対に譲れない程ヤバイ資源があるんですよ。
それは『水』!。
私達日本人は、湯水の如くとか、安全と水は無料って概念が根強いのですが、3.11以来安全な水を求めミネラルウォーターに頼るご家庭も多いとか。
地球は水の星と言われるくらい、水圏の占める割合は、前地球表面の70%以上って昔学校で習いましたよね。
でも、私達が使える様な真水はどのくらいか分かりますか?。
地球の水資源
クリックして大きい画像でご覧ください。
ご覧のように、地球の水圏全てで13.86億トン(1キロ立法メートルの水は1トンです)もあります。
でもその内海水や真水でも氷床や地下水として蓄えられている水が殆ど。
私達が自由に使える川や湖沼にある水はその内0.01%の0.001億トンにすぎないのだそうです。
私達が使う水は、飲み水だけではありません。
炊事洗濯手洗いにも沢山の水を使っています。
文字どおり湯水のように使っている訳ですが、それだけじゃありません。
一斤のパンを作るのに500リットルの水が必要
このような食パン一斤を作るのにも500リットルもの水が必要になります。
パンに使う水は、唯小麦粉を練る水だけじゃありません。
小麦粉の原料である小麦を育てるのに大量の灌漑用水を使います。
200グラムのステーキを作るのには4,000リットルの水が必要
このような牛肉200グラムのステーキ肉を作るのには、4,000リットルもの水を必要とします。
もちろん牛さんが、こんなに沢山の水を飲むわけじゃありません。
牛さんの飼料になる、トウモロコシ等を育てるために必要な水が殆どなんです。
このように食料を得るためにも、大量の真水が必要なんです。
エネルギー問題は、何とか成っても、食糧とその元になる水資源はどうなるのでしょうか。
某国が我が国の水源になりそうな山の土地を買い漁っていると云った情報も伝わっていますね。
おそらく、今後水がエネルギー資源以上の重要な資源になるのは必至です。
先ず私達に出来るのは、水を大事に使う事。
このお話の続きは明日かな???
間もなく初孫が一歳を迎える事ができます。
今日は昨日掲載したように我がアバランチェのリアディレイラーワイヤーが切れてしまったので、シーガルまで自走して修理した貰いました。
インナーワイヤーは交換できましたが、ラピッドシフターのカムが逝っている様で余り調子がよくありません。
取り敢えずこのまま様子を見てくれと云った塩梅で帰宅。
体調の件もあり殆んどご近所散策程度に使っているので、このままでも使えない事もありません。
それより気になったのは、件の初孫に自転車を仕込む事。
彼の父親である長男をはじめ、子供達には一応自転車を仕込んであります。
シーガルオリジナルのKUWAHARAフレームのジュニアBMXから、ダイヤモンドバック、HARO、を始め相当贅沢に自転車遊びをさせてきましたので、祖父として孫にも同様なことをしてやりたいワケ。
以前気になっていた『ストライダー』と云う子供用のキックバイクがありました。
もう少し私の射幸心をくすぐる様なキックバイクはないかと、シーガルの店長さんと話をすると、店頭にディスプレーされたHAROの幼児用キックバイクがありました。
HARO幼児用モデル
クリックして頂くと大きな画像で御覧いただけます。
これなら上等でしょう。
フレームはストライダーと比べ物に成らないくらい丈夫そう。
なんたってHAROのロゴが年寄には心地良いのです。
だけどなぁ、まだやっと一歩か二歩ヨチヨチ歩く??だけだから後1年以上我慢が肝心(笑)。
3歳の誕生日にはヘッドギアやニーパッドとセットで買ってやりましょう。
早く大きくなぁーれ。
ご近所フィールドワークに使っている、GTアバランチェ(MTB)のリア側ディレイラーのワイヤーが切れてしまい、AZオフロードがアプローチの足。
アオサギがいました
田植えが終わった田圃の中にポツンとアオサギの姿。
カエルでも狙っているのでしょうか。
先週花茎を伸ばしたイチヤクソウの株が咲いているかと思いましたが、まだ咲いていませんでした。
ヘビイチゴが実りました
ヘビイチゴも赤く色付きました。
カッコーが少し離れた電柱の上で鳴いています。
19:00過ぎ、ゲンジボタルを確認しようと、近くの小川にママチャリを駆って出掛けましたが、こちらも空振り。
もう暫く様子を見なきゃダメかな。
明日雨が降らなきゃ、甲府市のシーガルまで自走してディレイラーのワイヤーを交換してもらいましょう。

珈琲豆の焙煎

焙煎しておいた珈琲を殆んど飲み尽くしたので、新たに焙煎しました。
何と言っても久しぶりにモカ・イルガチェフも入荷の目処が立ったので、元の焙煎スケジュールに戻し、200グラム焙煎。
モカ・イルガチェフ
その他、キリマンジャロAA、コロンビア・エスメラルダ・スプレモ、メキシコも各200グラム焙煎したので、合計800グラム焙煎したわけです。
キリマンジャロAA
キリマンジェロ・AAとモカ・イルガチェフの違いが判りますでしょうか。
キリマンジェロ・AAは比較的大粒の豆。
モカ・イルガチェフは、小振りな豆ですが、焙煎すると豆の真ん中に残る白っぽい筋が特徴です。
これらは、明朝の珈琲になります。

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