先程、帰宅途中に甲府市の山梨県ボランティアNPOセンターで開かれた、第30回ボンティアNPO研究集会の第三回実行委員会より帰宅しました。
実は今日午後まで、今夜会議が開催されることを思い出さず、てっきり明日だと思い込んでおりました。
古いメールを確認して、やっと気がついた次第。
何とか、都合を付けて18:30の予定時刻に間に合って一安心。
一応今秋開催される『第30回ボランティア・NPO研究集会』の実行委員長を拝命している関係で、会議を忘れてスッポカシたなんてことになったら、カッコ悪いよね。
実は、昨年の29回大会でも実行委員長を拝命してたにも関わらず、仕事が忙しくて会議を忘れちゃった経験があるもので・・・・・(笑)。
今夜もルービンシュタインのショパン・ピアノソナタ第三番を聴きながら寛いでおります。
研究集会を進めるにあたって、そのメインテーマたる趣旨文を掲載いたします。
『ふたたび3.11に学ぶ』…もしも私が被災者になったら…
東日本大震災の被災地では今も多くの人々が困難な状況におかれています。生活再建、がれき処理、雇用対策、産業再生、福島第一原発事故による除染作業など、被害が甚大だった為に、いつ終わるかもわからない数多くの課題を抱え続けています。
一方、山梨県では、近年多くの人命が奪われるような災害には見舞われておらず、どこか心の隅で「山梨は大丈夫だ!」というような安心感を抱いている人も多いのではないでしょうか?しかしながら、現実では、いつ大災害に巻き込まれてもおかしくない状況であることを容赦なく示しています。
今回の研究集会では、過去の災害から学び、被災しても人命が失われること無く、被害を最小限に抑える減災について考え、必要な支援の在り方や個々の繋がり、そしてボランティアのこころについて話し合います。いつ起こるかわからないから行動しないのでは無く、今だからこそ、共に考え、行動していくきっかけにしていただきたいと思っております。
以上の趣旨に則り、今回の研究集会を仕切るのが、私の役目。
特に私は、『ボランティアってなんだろう??』と云った事を皆さんと考えたいと思っています。
人それぞれ考えるボランティア活動は、様々。
以前掲載したように、従来は福祉関係のボランティアが主流でしたが、特に昨年の大災害以来、復興支援の活動にも多くの皆さんが携わっておられますよね。
震災当時、被災地支援をしようって方々が多かったのですが、「何もノウハウを持たない人間にできるボランティア活動なんて無い。だからそんな事より美味しいケーキがたべたい!、被災者の皆さんゴメンナサイ」なんて書き込みがありました。
それに対しての私の答えは、「被災地で活動しなくたって、疲弊した日本の経済活動を活発にするためにも自粛ムードが蔓延している時、美味しいケーキを食べて、お金を使い、経済活動に貢献すること事だって立派なボランティア活動なんだよ」って。
電力が足りないって大騒ぎの時、ネットではエヴァンゲリオンのヤシマ作戦に則り、被災地に電力を優先的に融通しようなんて活動が実際に行われましたようね。
何も被災地で活動できなくたって、する事は沢山あるんだよってネ。
難しい事じゃなくて、誰でも進んで気楽にできるようなボランティア活動なんて沢山あります。
滅私奉公が旧来考えられていたボランティア活動。
でも、これじゃ長続きしない。
ボランティア活動をする私達が楽しくなきゃ、相手の皆さんだって楽しくないよね。
息の長い活動をおくるためにも、皆で知恵を出し合い考えなきゃね。
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