今日は1月16日、本当は、13日に投稿する予定のお話がありました。
8年前の1月13日、正月早々固く凍った雪の上で転倒し胸部を強打しました。
痛みと息苦しさが続きましたが、苦しさは次第に強くなるばかり、就寝するときも横になることができず、起坐位で寝る有様。
膨満感もありましたので胃の具合が悪いのではないかと医者にも行きましたが一向に改善せず、そのうちに体が浮腫むようになり、息苦しさは募るばかり、短距離でも歩くこともままならないほどになり、行きつけの内科医を受診。
肺に水が溜まって心不全を起こしているといった診断でした。
すぐに甲府市内の総合病院を紹介され、CCUに緊急入院となりました。
そこでの診断は、拡張型心筋症による心不全ではないかといったもの。
その後、恐ろしい心臓カテーテル検査により、拡張型心筋症と確定診断が下された次第。
当時その病名は、時折マスコミ等に取り上げられていた、心臓移植を待つ患者さんの病名だったんですね。
父母の臨終の際、取り付けられていた多くの生命維持装置より大掛かりなケーブルラビリンスに繋がれ、こりゃダメかと観念し、あまりの苦しさを紛らわすため、自分の葬儀に使うBGMを考えたりもしました。
暫く心不全の治療も進みなんとか危機を脱し、新移植等外科的治療より、内科的治療が推奨され大量のアーチスト、ワーファリン等が処方され、現在に至っております。
現在は仕事にも復帰し日々を過ごす毎日ですが、安静第一なため足腰が弱り膝の両関節の痛みがひどくなりました。
その他、網膜剥離なども抱え、ここまで来ると2時間ドラマの主人公の有様。
まあ、不自由ながらも何とか家族を養っているワケで文句も言えますまい。
。

今夜のBGMは、ベートーベン作曲弦楽四重奏曲第15番作品132、病気から立ち直ったベートーベンが感謝を捧げると云ったお話で有名な曲。
健康までは取り戻していませんが、毎年1月13日の記念日にはこの曲を聞くことにしています。
今夜は、ウイーンアルバン・ベルク四重奏団の演奏で聴いています