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プロフィール

MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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プロコフィエフやベートーベンのピアノソナタは良く効いているのに、リストのピアノソナタを聴いた事が無い事に気が付きましたよ。
フランツ・リストが作曲した唯一のピアノソナタ、 ロ短調(Sonate, サール番号:S.178)です。
冒頭の序奏???初めて聴くと、耳を疑うようなピアノの打鍵で始まり、次第に深部に入ってゆく・・・・・。
ローベルト・シューマンに献呈されたそうですが、諸事情でローベルト・シューマンが弾く事はなかったそうですね。
当時稀代の演奏家だった、奥方のクララさんには、この曲に対し酷評をいただいたとの事です。
でも、さすがリストさんは、チェルニーさんの弟子。
つまり我ベートーベン先生の孫弟子、ハイドン先生の曾孫弟子なんですねぇ。
豪快で繊細、そして華麗、そんな言葉が浮かんでくるような、これこそ正にピアノ曲???・・・・そんな印象。
Youtubeにも、いろんな方の演奏がありますが、今夜お届けするのは、最近はまっている菅佐知子さんの演奏です。

約30分間の演奏ですが、凄く良いでしょ。
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嫁が長男の馬鈴薯掘りを手伝いに行っているので、洗濯物を取り込んだりして、ご近所里山フィールドに出たのは17:00近く。
そろそろオオムラサキの羽化も始まる頃と雑木林の入り口付近を捜しましたが、見つけることができませんでした。
まだシーズンが始まったばかり、これから一月ほどの間、オオムラサキ達の雄姿を見守り続けたいと思います。
夕暮れ近い里山
山火事注意??の看板が掛かっているクヌギの木から樹液が流れ、それを吸いにオオムラサキ、カブトムシ、オオスズメバチの皆さんが集まります。
まだチョット樹液の匂いが乏しいので、皆さん居られませんでした。
来週頃になると、皆でこのクヌギの領有権をめぐり昆虫達の争いが繰り返されます。
まるで、天然ガス資源を争うどこかの国のようですね。
そして、この近くを通過する新しく開通した県道バイパス沿いには、こちらのコンビニが出店するようです。
ご近所にコンビニ出店
これらサムネイル画像をクリックしていただくと大きな画像でご覧いただけます。
そう、どうも牛乳缶がシンボルマークになっているお店のようです。
半世紀近く前、こちらに越してきましたが、当時私達が済む住宅地以外は一面田圃と桑畑そして雑木林でしたが、いつのまにか近代的???な風景に変わってしまいました。
上記樹液をだして虫たちを迎えるクヌギの木から、数十メートル離れた処を、更に新しい道路がもう直ぐ完成します。
このオオムラサキ達の楽園、今後どうなるのでしょうか。

続きを読む »

きょう午後3:00少し前、とても短かったけど、拙宅が一瞬軋むような地震に見舞われました。
その瞬間的な揺れだけで終わり、まあ一安心。
丁度、フェースブックで情報のやりとりをしていたので、結構その話題で盛り上がりました。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/3/410/20140628145608395-281451.html (気象庁地震情報)で確認すると、結構細かい地域別震度が判り便利です。
今日の地震
これは画像なので反応しませんが、地震情報のページでカーソルを白丸や青◯に合わせると、地名と震度が表示される仕組みです。
拙宅の近くのポイントでは震度1との事。
震度1なら普通気づかないのでしょうが、今回は一瞬だったため逆に気づいたのかもしれませんね。
因みに震源地は群馬県南部で震度2、マグニチュード4.4だったそうです。
その後、山梨まで届かなかったようですが、茨城県沖で震度3、マグニチュード4.5の地震があったそうです。
時々こうやってお世話になっている気象庁のサイトですが、統計資料も豊富ですから、とても役にたちますよ。
尚、地震に関するデータを見てるだけでも「地震大国日本」原発を利用しての発電は無理があると言わざるをえません。

昔のこと

還暦を迎えた同僚が二人退職しました。
一人は継続社員として残りますが、もう一人は残らないとの事。
この両名と私は、勤務先の独身寮に棲み(笑)毎夜浴びるように酒を酌み交わした、同じ釜の飯を喰った間柄。
私は3月生まれなので、粗43年間勤め上げて退職する事になるでしょう。
それより遥か昔、まだ小学生から中学生だった頃、好きだったのは『シルビー・バルタン嬢』
1964年「アイドルを探せ」、68年の「あなたのとりこ」「思い出のマリッァ」「悲しみの兵士」良かったよねぇ。
懐かしいよねぇ。
まだ彼女現役で頑張ってる。
某ストッキング会社のコマーシャルでも昔から有名ですよね。
Youtubeからあなたのとりこ、そしてアイドルを探せを張っておきます。



私と同世代の方、多分ウルウルしちゃうかもしれませんね。

皆様、高原の夏の朝、そして静かな湖畔云うと郭公(カッコー)の声を連想されますよねえ。
今夜19:00頃、拙宅から数メートル離れた電線に留まったカッコー君、カッコー・カッコーとあの大きな鳴声。
鳩くらいの体つき、そして長めの尻尾を上下に振りながら高らかにカッコーと叫びます。
朝、遠くで聞くのは良い気分。
でも、極近くでしかも暗くなり始めてから鳴かんでも良いのに、と思うのですが、彼なりに理由があるようです。
カッコーと鳴くのは♂が♀を探しているのだと云った話も有り、連れ合いが見つからない♂は、ずうーっと鳴き続けるそうです。
10年ほど前、真夜中にカッコーの鳴き声を至近距離から聞いた事があります。
恐らく、その彼も中々伴侶が見つからなかったんでしょうか。
さて、今夜のBGM、郭公と全く脈絡もありませんが、昨晩のブラームの雨の歌が、思いの外良かったので、今夜もバイオリンとピアノのためのソナタ、第3番にしましょう。

昨晩同様オーギュスト・デュメインのバイオリン、マリア=ジョアオ・ピリスのピアノです。
ブラームス節がチョットきついのですが、3曲の中で一番好きです。

雨の唄

某半国営放送局の夕方のラジオ番組、今週の特集は心に残る雨の唄だそうです。
別に雨の曲を流すわけじゃなく、精々男性アナウンサーが興が乗ると唄いだしたりする程度(笑)ですが・・・・。
この季節、昔もリクエスト番組では『水物シリーズ』とか銘打って、「悲しき雨音」「雨に唄えば」「雨の御堂筋」
なんて唄が掛かっていましたよね。
雨の唄でピーンとくるのは、ブラームス作曲バイオリンとピアノのためのソナタ第一番『雨の歌』作品78。
第三楽章にブラームス自身による歌曲「雨の歌」作品59-3が引用されているからだとか。

Youtubeからこのバイオリンソナタ第一番を張っておきましょう。
そして、忘れちゃいけない『ジリオラ・チンクエッティ』さんの名曲『雨』でしょう。

こちらも貼っておきますから、お好きな方をどうぞ(笑)。
1969年サンレモ音楽祭で唄った歌。
水物じゃないけど『つばめのように』も好きでした。
東京都議会、アホなセクハラ親父達のおかげで、少子、晩婚化、高齢出産と云った、重要課題が跳んでしまったようです。
昔、『男は外で働き女性は仮定に籠り、育児や家事をすれば良い』、しかし農家では、女性も大事な働き手、育児や家事をこなしながら、一生懸命働いておられました。
お子さんも一緒に暮らす姑や舅も面倒をみたり、家事も手伝ったりしながらの家庭生活だったようです。
勤労家庭でも旧来のような終身雇用が徹底し『世界で唯一社会主義が成功した国』と崩壊した共産国家からも羨望の的となっていた本邦も、近年外圧他により、その根幹を成す終身雇用制度が崩壊寸前になっています。
家事も家電の活用により、大幅に省力化され、余った時間を有効活用すべく既婚女性も社会進出と云ってもパート労働が多いようですが、働く機会が増えていますよね。
ましてや某総理大臣閣下は、今まで既婚女性の短時間労働のよりどころとされていた、配偶者控除と第3号被保険者制度の見直しを検討しているようです。
女性の働く機会を増やすと嘯いている某総理ですが、これでは益々女性は不利益な立場に追い込まれるのは明白です。
最早前述の終身雇用制度の崩壊により、男性、女性共に低賃金、雇用期間に制限がある非正規雇用労働者が増加してしまいました。
結婚後の生活設計も成り立たず、既婚率の低下、晩婚化、高齢での初産も多くなったと聞き及びます。
これでは少子高齢化に拍車を掛けているようなもの。
さて、目先を変えて私達人間以外の生き物の暮らしを参考にしてみましょう。
ジーンズに留まったオオムラサキの♂  オオムラサキの吸蜜
左側、一昨年大発生したオオムラサキの♂。茶色っぽくて大きい蝶がオオムラサキの♀、綺麗な小さい蝶が♂。
私のジーンズに飛来した♂、鱗翅が欠けてしまったのが判りますでしょうか、どうして鱗翅が欠けるような事態となったかに付いて説明すると、先ず羽化するのは♂のオオムラサキ達。
彼らが後から羽化する♀を如何にして各々の相方とするかを、戦いによって、♀の争奪を行います。
従って、♀と〇〇する頃には♂はもうボロボロ。
そんな選抜された強い♂達の子孫だけが、遺伝子を残すわけで更に強いオオムラサキが雑木林の覇者となります。
そう、オオムラサキの婚活は命懸けの大仕事なんです。
今、私達の周りでも婚活が男女共、様々盛り沢山のようです。
意中の人を早く見つけるのも晩婚化を防ぐ対策。
拙宅のように爺婆に孫を視させておくのも、少子高齢化対策の一途。
管理職として働く女性も確実に増えています。
現に私の勤務先における直属の上司は、女性ですが切れ者のやり手(残念ながら独身)。
子供の声が沢山聞こえる明るい未来を作るために頑張りましょう。
それに付けても某セクハラ議員さんには、頭にきます。
審議時間が滞った分、都に対し皆の議員歳費他を弁済をさせても良いと思いますよ。
そろそろ、今年もオオムラサキ観察を始める季節になりました、今月末から頑張りましょう!。
何となく支離滅裂な今夜(笑)。




戦争ソナタ

プロコフィエフのピアノソナタのCD、マレイ・マクラフランのピアノ。
今夜は第2番ニ短調作品14から聴き始めております。
前回このCDを聴いたのは2008年10月28日だとの事。
マリー・マクラフマンでググると、一番初めにヒットしたのは、この喫茶気まぐれの上記2008年10月28日の項。
以前はこの呼び名で結構ヒットしたのに、今はマレイ・マクラフマンと発音するらしい。
女性とばかり思っていましたが、どうも男性ピアニストのようです。
このCDには前述の2番の他、7番と8番が収録されています。
プロコフィエフの2番、7番、8番
6番から8番までの通称『戦争ソナタ』の中で、7番が一番ポピュラーですね。
活動的でリズミカルな第一主題の演奏の後、第二主題が静かに語り掛けるような事もある第一楽章。
穏やかにピアノの音色が流れるように時間が過ぎ去り、やがて消え入る第二楽章。
リズミカルに絶え間なく突き刺されるように刻むピアノの音を感ずる第三楽章。
初演はリヒテルだったそうな。
気が付くと最早7番は終わり、既に8番の第一楽章に入っていました。
8番の第一楽章、こんなに幻想的だったっけと改めてい思う。
こんな世界にのめり込んでしまったら、もう抜け出せないかもしれない??、16分以上こんな風景が続くとは。
明るくて、いつか聴いたことのある様な舞曲風の第二楽章、一転してリズミカルではあるが、軽快ではない終楽章・・・・・。

Youtubeにグレン・グールドさんが弾く7番が全曲ありましたので貼って置きます。
やっぱりグールドさん、凄いです。

バリエーション

ピアノ曲で好きなのは、バリエーションつまり変奏曲。
同じ旋律を手を変え品を変え、曲想を変えながら演奏すると云ったもの。
有名処では、大バッハのゴールドベルク変奏曲、ベートーベンのディアべりの主題による変奏曲、モーツアルトのきらきら星変奏曲などが有名ですよね。
単独した曲じゃないけど、モーツアルトのピアノソナタ第11番、第三楽章トルコ行進曲だけ単独で弾かれる事もおおいようですが、私は第一楽章の変奏曲が好き。
そんなわけで、今日のBGMは、マレイ・ペライアが弾くメンデルスゾーンの厳格な変奏曲作品54。
メンデルスゾーン25枚目  メンデルスゾーン25枚目裏
17の変奏とコーダによる劇的なピアノ曲。
メンデルスゾーンのマスターピース全30枚入りボックスの内の一枚。
この一枚には、取り上げた曲以外にピアノソナタ1番や2番その他が収録されています。
このボックスセットの中で、特に何度も聴く一枚なんですよ。

菅佐知子さんの演奏がYoutubeにありましたので、張っておきます。
こんな曲を聴いていると、メンデルスゾーンを改めて意識するようになりますね。
早逝してしまったのが、とても惜しいです。

孫のキッズバイク

嫁と二男は、長男夫婦と孫達共々静岡方面に行くと言い先ほど出発。
二人多く乗るので、余計な荷物は置いてゆこうとばかりに孫らのベビーカート、キッズバイク、その他かさばるものを置いて行きました。
私は、やまなし環境カウンセラー協会の総会に出席しなければならないので娘といっよにお留守番。
昨年暮れに孫に買い与えたHAROのキッズバイクを調べると、だいぶ走りこんでいるようで、頼もしい限り。
キッズバイク  タイヤがへりましたねぇ
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。
ホイルハブやヘッドの緩みは無いようですが、タイヤが減っています。
今年のクリスマスには、ペダル・チェーン駆動のマシンにステップアップする必要がありそうですねぇ。
流石にHAROのフレームはしっかりした作りのハイテンション鋼。
下の孫に受け継がせるのも不安がありません。
まあ、タイヤは交換するかどうかBMXバイクショップのシーガルに相談ですけどね。
さて、環境カウンセラー協会の総会のついでに、煎豆屋さんに寄るので、このキッズバイクもシーガルで点検してもらいましょう。
一昨年、庭の隅っこにある車止めの脇にホタルブクロが一株だけ咲いているのを見かけました。
誰も植えた形跡もなく、ハテ!何処から来たものやらと思っておりましたが、今年はだいぶ大きく育ったようです。
ホタルブクロ
ホタルブクロの種はとても小さくて、小鳥や人の体に付いて運ばれたのかもしれません。
拙宅から100メートルも歩くと、そこはもう里山の入り口、種が北風で飛ばされても届く範囲です。
栽培品のアルビノ
こちらは玄関先に咲いているアルビノ、嫁が何処ぞから貰って来た栽培品。
生命力が強いようで、全く手入れもしておりませんが、玄関ポーチの北側にテリトリーを広げております。
従来ここは、子供ら3名が小学校の一年生の頃夏休みに育てていたアサガオが咲いていた場所。
北側なので少々日当たりが悪く、小さなアサガオしか咲きませんでしたが、ホタルブクロ君、そんなの関係ないよ、とばかりに咲き誇っています。

何の脈絡もありませんが、今夜はこんな気分です。
ハイドン先生のトランペット協奏曲良いかもしれません。
昔は壮大な大オーケストラの演奏物が好きでしたが、次第に室内楽に興味が移ってきています。
もちろん今も御大ベートーベンさんの交響曲も好きですけどね。
そんなわけで今夜久しぶりにCDプレーヤーに載せたのは、モーツアルトの弦楽四重奏曲第18番と19番が納められた、ジュリアードSQの録音。
ジュリアードのモーツアルト表 ジュリアードのモーツアルト裏
ボックスセットの中の一枚ですが、6枚組でハイドンセット全曲と弦楽5重奏曲が5曲とクラリネット5重奏曲が納められています。
特にお気に入りは、19番ハ長調K.465不協和音ですね。

YoutubeにハーゲンSQの演奏に寄る不協和音がアップされていましたので貼って置きます。
ハイドン先生の弦楽四重奏曲に接し、モーツアルトが献呈した弦楽四重奏曲集。
皆さんもよろしければ、お付き合いくださいね。

のだめ????

今夜のBGMは、シューラ・チェルカスキーさんと云う方のピアノ演奏を録音したCDを聴いております。
先日CDセットをポチった事をご報告しましたが、これがその中の一枚と云うわけです。
シューラ・チェルカスキー表  シューラ・チェルカスキー裏
曲目は以下の6曲です。
・メンデルスゾーン:序奏とロンド・カプリチオーソ ホ長調op.14
・シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ長調 op.11
・ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
・ドビュッシー:喜びの島
・ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3つの楽章
・プーランク:トッカータ
1963年5月12日ルガーノ、スイス・イタリア語放送オーディトリアムでのライブ録音だそうです。
GREAT・PIANISTSと云う10枚組のボックスセットですが、これが税込1,288円と云う半端じゃない安さでした。
フリードリッヒ・グルダ、ウイルヘルム・バックハウスそしてこのシューラ・チェルカスキー等、一枚ずつ10人の往年の偉大なピアニストの演奏が楽しめます。
新しい録音に比べたら物足りないかもしれませんが、全く問題ないくらい楽しめる演奏なんですよ。
ウキでググってみると、このシューラ・チェルカスキーさん、ウクライナ生まれのユダヤ系アメリカ人との事。
1909年10月7日 生まれ、 1995年12月27日没。
ローベルト・シューマンの一番、そしてアルバン・ベルク凄いです。
ドビュッシーの喜びの島とペトルーシカから3つの楽章なんて・・・・・のだめ?????(笑)。
シューマンが2番じゃないのがチョット寂しい処でしょうか。
のだめのピアノを弾いていたのは、ラン・ランだったそうですが、このシューラ・チェルカスキーのピアノも良いですねぇ。
晩年までピアノ演奏を続けたそうですが、1963年と云うと50歳代前半の一番油がのりきっていた頃だったのでしょうね。

Youtubeにシューラ・チェルカスキーが弾く、ショパンの幻想即興曲がアップされていましたので、張っておきます。
よろしければ、お聴きください。

40年前

朝、通勤途上の車内、何となく井上陽水の氷の世界を聴きたいとおもいました。
そう云えば、十数年前迄カーステレオ用に使っていた90分のカセットテープに氷の世界とセンチメンタルの2枚のLPをダビングして聴いていました。
今朝聴いている曲は、グレングールドの弾くお気に入りのベートーベン後期のソナタ・・・・・・・。
40年前だった 氷の世界
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。
そんなわけで、今夜掛けるレコードは井上陽水さんの氷の世界。
この前このレコードを聴いたのはいつだったか忘れたけど、一度ブログに取り上げた事がありました。
このレコードは、陽水さんの3枚目のオリジナル・アルバム。
1973年12月1日にポリドール・レコードよりリリースされた彼最高のレコード。
あの頃、今から40年以上昔のこと、当時18歳やっと高校を卒業して独り立ちした頃でした。
今も務めている勤務先に就職して、滅茶苦茶に扱き使われて、地元で同期入社した同僚達は全員辞めちまったけど、私だけが今も働いています。
今日だって、便所の詰まり直しから始まり、コンピューターの設定、レーザープリンター・トナーの調整、サプライメーカーとの折衝、保険会社との折衝・・・・・と、ローテクからハイテクまで様々な雑用(笑)。
お陰様で、体を壊していても色々出来るので重宝されている始末。
まあ、40年以上色々な仕事をやってましたからねぇ。
便所の詰まり直しからISO9001やISO14001の立ち上げ、そして事務局、遊びで覚えたパソコン技能も無駄じゃなかったかな。
自然保護や環境保護活動にしても、あくまでも趣味の世界。
高卒しかも実業高校卒だから、学力なんてサラサラ持ち合わせておりません。

Youtubeに陽水さんのライブ音源がありましたので張っておきます。
愚痴もこのくらい、さて、もう一度氷の世界に針を落としましょう。


シューマン夫人の話じゃないのです。
クララ・ハスキルの演奏によるローベルト・シューマンの曲を聴いているにすぎません(笑)。
ホント、タイトルを打ち込みながら『って』なんて某半国営放送局の朝の連テレ小説に登場する甲州弁による『感嘆・驚き』などを表す表現言語が口から付いて出るような(笑)見事な偶然による駄洒落。
クララのシューマン表  クララのシューマン裏
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。
始めは、クララ・ハスキルのピアノ独奏、エルネスト・アンセルメ指揮による、手兵スイスロマンド管弦楽団1956年の演奏。
ピアノ独奏で、アベック変奏曲、そしてアルバムの綴りよりの4曲は1954年の演奏。
特に最後の『アルバムの綴り』好きです。
日曜の朝、今朝の準備。
冷蔵庫を覗くと、消費期限がヤバそうな食材が多い、一番危ない??のか、豚挽肉のパックとモヤシ。
玉葱を細切りにして飴色になるまでフライパンで炒め、豚挽肉を加えて更に炒める。
黒胡椒とオールスパイスを適宜、赤ワインと味醂、そして醤油で味付けして煮込む。
時間が経ったので・・・・
クリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけますが、作り終えてからだいぶ時間が経過したため油が固まったため、お世辞にも美味しそうじゃありませんが、再度電子レンジでチンすれば大丈夫(笑)。
目玉焼き人数分と昨夜嫁が煮込んだジャガイモと玉葱の煮っ転がしを再度温め、野菜サラダを添えて嫁と朝の膳。
珈琲は金曜日午後にジェネカフェで焙煎しておいた「モカ・イルガチェフ・コチャレ・G1」を初めて淹れてみました。
電動ミルで挽いた途端、モカ・イルガチェフ特有の香りが強く立ち上ります。
イルガチャフェ・コチャレ
これが焙煎前の豆、先日煎り豆屋さんからいただいたサンプルの豆。
ドリップすると、常時使っているモカ・イルガチェフの風味をまるで凝縮したような、濃厚な香りと味。
凄い!、これは良い豆ですよ。
ネット上でググるとプロはフルシティーからハイロースト程度を推奨していましたが、より酸味を楽しみたかったので、一爆ぜが治まった程度のミディアムロースト。
ネット通販を利用すれば、手に入りそうですが問題は価格ですよね。
通常のモカ・イルガチェフで充分満足ですし『喫茶 気まぐれ』は貧乏ですから現状で満足する事とします(笑)。
今日は循環器科(拡張型心筋症)6月の定期予約診療日。
心電図、胸部X線検査、血液検査等特定疾患医療受給者証の更新手続きに必要な、主治医に『臨床故人調査票』を書いてもらう検査項目全てが終了。
心電図、胸部X線検査等も異常なし、血圧110/70、心音も問題なし。
こんなに問題が無くても、特定疾患受給者証が発行されるかチト不安。
夏富士
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。
9:30の予約診療でしたが、11:00過ぎには、薬も受け取り帰宅しておりました。
来月は、7月12日土曜日10:30に予約が入っています。
こちらは通院途上の車内から撮影した夏姿の富士山。
残雪がだいぶ少なくなりましたね。
「ブラームスはお好き」って、サガンでしたよね。
私なら、プロコフィエフはお好き?。
初期のピアノ・ソナタ良いっすねぇ。
1番、2番、3番辺り、好きです。
何となく懐かしい記憶が蘇るような不思議なピアノの音。
Youtubeにも沢山アップされています。
戦争ソナタ辺りになると・・・・・・チョット難解でお気楽に聴くのには限界かな。
以前は3番がお気に入りだったのですが、最近は2番かな。

Youtubeに2番の演奏がありましたので張っておきます。
あくまでも明快な曲なんですが、不思議とアンニュイな香りが漂うと思うのは、私だけでしょうか。
先日から私の勤務先では、親会社による内部監査が行われています。
ISOとかじゃなく、経理から製造まで全てに渡り帳簿類をアラケルのですよ。
そして、何か辻褄の合わない事を見つけると鬼の首を取ったかのように、色々難題をおっしゃるわけ。
ISO事務局なんて事ヤッテルと、ISOだけじゃなく社内のいろいろなファイルが私の関与しない物が多いのですが、集まってきます。
契約書類を始め、色々な証明書類、あらゆるファイルが私のファイルサーバー代わりに使う、ノートPCに入っているのです。
公にそれが私のパソコンとなっているのですが、あくまでもISO関係の書類を用意してあるフォルダーにすぎないのです。
そんなワケで、以前も私の所に親会社の監査部の切れ者の方が付き纏うと云う事が毎年あって、その監査部の方が退職され、やれやれ、と安堵し他の同僚が虐められるのを見ておりました。
しかし、世の中はそれ程甘くありませんでした。
同僚に懇願されて、書類の検索や提出をしている頃は良かったのですが、ドジを踏む同僚が居たりして、その火の粉が降りかかってきたわけ。
助け舟を出したのが運の月、結局全ての証拠を私が握っている事を突き止めた監査部は、以前にも増して、こんなのあるでしょ?これもあるよねぇ。
って、監査部の女性リーダーは、やり手婆の如く(怖いおばさま)詰め寄るありさま。
終いには、受信メールボックスにメールを貯めすぎてボックスをクラッシュさせたアホが出現。
昼間月例保守契約の見積もりに来られ帰られた、保守会社のSEさんを再度拝み倒し、メールボックスのサルベージを依頼したりと大忙し。
その間にも監査部の女性リーダーは色々と私を呼びつける・・・・・。
終いにゃ、こちらも応戦体制を取り、書類の不整合を突いて来る彼女に対し、手順書の但し書きを突き付けて色々質問の矛盾点を列挙。
結局時間が勿体ないとかで痛み分け(笑)。
メールのサルベージも何とか目途が付きそうになったとかで、後は当該PCの使用者に任せる事になった旨がSEさんから報告を受け、終業時間を一時間以上超過してお役目終了。
私の体調を考える会社側として、残業をする事は固く禁じられているのですよ(笑)。
クララ・ハスキルのシューマン表   クララ・ハスキルのシューマン裏
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。
心が冷えて疲れた夜は、ローベルト・シューマンのピアノ曲で暖まりましょう。
子供の情景(録音:1955)、森の情景(録音:1954)、色とりどりの小品(録音:1952)
クララ・ハスキルのピアノ、繊細で且つ力強さを併せ持つ彼女の一番油が載り切った頃の演奏です。
特に子供の情景が多彩なピアノタッチで描かれ、1曲目『見知らぬ国』のその色をどの様に合わせるのか(表現し難い???)・・・。
7曲目のトロイメライが優しく胸に響き、次の、炉辺で、木馬の騎士から終曲まで、とても暖かい。

Youtubeに同じクララ・ハスキルの演奏がありましたので張っておきます。
皆様、お気に召していただけますでしょうか。
Amazonさんのコンピューターと云うか、データなんでしょうが、どうして私はそれに乗せられてしまうのでしょうねぇ。
グルダ最初のべとべんソナタ全集をどうしようかと迷い、結局止めたのですが、その後この手の古いピアノ曲を収録したCDのご案内が、例の如く沢山来るワケ。
51X1Mh+ZbNL.jpg
10枚纏めて1,000円から2,000円程度の金額。
グルダ、ギレリス、リヒテル、ベルマン他、そうそうたる一昔も二昔も前の超人的ピアニストの演奏ばかり、しかも全てライブ録音ったら、どうしましょ。
結局ポチッちまった次第なんです。
以前から沢山購入しているドキュメントレーベルから出ているCDなんですが、安かろう・悪かろう、じゃなくコストパフォーマンスは凄いの一語。
お陰様で、いくらCDを聴いても、未聴盤の山は堆くそびえるばかりです(笑)。
今を去る40年以上昔、10代の頃アルバイトで稼いだ、なけなしの金で買ったイムジチの四季(フェリックス・アーヨ)全曲スコアが付いていましたね。
そして一緒に手に入れたのは、ワルター・コロンビア響によるブルックナーの9番でした。
レコード一枚が2,000円なんて、考えただけでもゾッとする金額でした。
二年ほど前、ワルター・コロンビア響とニューヨークフィルによるマーラー(全曲じゃないけど)も7枚組セットで1,500円程でした。
殆どレコードで所有していましたが、2番と4番そしてさすらう若人の歌が無かったので購入した事もありました。
以前投稿したようにYoutubeをググれば、相当レアなクラッシック音楽も聴く事ができます。
良い世の中に成った反面、コアな客層相手の田舎のレコード屋は廃業に追い込まれてしまうようです。
帰宅すると、嫁がチキンの腿肉を焼いてくれとリクエスト。
フライパンで塩胡椒を掛けた腿肉2枚を両面オールスパイス等の香辛料と共に丹念に焼き、赤ワインを大量に振りかけて蒸し焼きにする。
適宜醤油を落としながら味の調整。
前回ここで味醂を加えた事を今回は忘れ、これが問題となった。
両面をひっくり返しつつ赤ワインで煮詰めると共に腿肉に味をしみこませる。
赤ワインが煮詰まり、腿肉が良い塩梅に仕上がった処で、腿肉を皿に移す。
残りの煮汁に更に赤ワインを足し、更に煮詰めソースを作る。
充分煮詰まった処で、腿肉に掛けて出来上がり。
悪くない味だと思うのだが、嫁は味が薄いとのたまう。
矢張り味醂の威力は偉大だったのだろう。
まあ、相当きまぐれでいい加減なレシピなのでご容赦願いたい処。
私は現在酒類を呑まないのだが、こうやって料理には相当量の酒を使っている。
もちろん煮詰めたり、焼いたりする関係でアルコールは殆ど飛んでいるので問題なかろう。
もう一品、嫁が冷蔵庫に仕舞い込み、消費期限が危なそうな鰯の開きが有ったので、香草焼きと洒落込む。
オリーブオイルを薄く延ばしたフライパンに鰯を並べ薄く塩を振り、生姜、バジル、パセリ等で香りづけ。
白ワインを掛けながら腿肉同様軽く蒸し焼きにする。
白ワインの酸味が鰯の味を引き立てていると思うが、娘はバジルの香りが強すぎると・・・・。
そんな事言いながらも料理用に使った白ワインを呑み干し、別の冷やしておいた辛口の白に触手を延ばす我娘。
我子孫達は、父親の血を引き無類の酒好きか・・・???。
料理に疲れ聴く音楽はヘンデルのオルガン協奏曲作品4全曲。
オルガン/ルドルフ・エヴァーハルト  合奏:コレギウム・アウレウム の演奏。


Youtubeに似たような曲がありましたので張っておきます。
殆どテレビは視ませんが、それでも某半国営放送局のドラマや特集番組などを視聴いたします。
もちろん他の家人は、お馬鹿番組を視ているので私が視たい番組など見せてくれるわけありません(笑)。
そこで、Windows8のパソコンを導入したのを機会に地デジチューナーなるものを購入し、軍師〇〇衛等やクローズアップ〇〇などを録画しておりました。
まあ、この地デジチューナー特売品のためか、ドライバーや付属ソフトがイマイチ調子が悪く、結構セットアップにも手間取りました。
それでも何とか一年以上無事に使って来たのですが、昨夜某セキュリティーソフトがトチ狂い、この地デジチューナーのドライバーをウイルスソフトと誤認して削除してしまったのです。
チェストフォルダーから戻してもチューナーは起動せず、結局アンインストールの後、再度セットアップを行おうと思った次第。
しかし、アンインストールも拒否され『さあどうしよう』・・・・?
それじゃぁ、復元ポイントからの復活を試みましたが、このアホなセキュリティーソフトが邪魔をして復元が失敗してしまいましたよ。
セキュリティーソフトを停めて再度復活を試みましたがダメ。
セキュリティーソフトを停めようと何しようと、復元ポイントでは、セキュリティーソフトも起動しているワケで、もうだめ。
レジストリーエディターで該当しそうなレジストリーを殺したり、チューナードライバーが格納されているらしいフォルダーごと削除してもダメ。
プログラムの削除もダメ、結局チョット胡散臭そうなフリーのアンインストールソフトを用いて、地デジチューナーのソフトを全てアンインストールした次第。
その後、地デジチューナーを繋ぎ何度も再々インスト―ルを試みましたが、上手くゆきません。
それでも、何度かインストール・アンインストール・レジストリーの削除を進めた結果、何とかテレビを視聴する処までは回復。
安堵したのもつかぬま、今度は録画しておいたデータを再生する事ができなくなりましたよ。
運を天に任せて再度アンインストールとインストールを行った結果、古いデータを再生する事もできるようになりメデタシメデタシ。
あぁ疲れた。

三歳になったよ!

上の孫が三歳を迎え、今夜は誕生日のお祝いです。
下の孫は先日一歳の誕生日を祝いましたが、三歳になると矢張りだいぶ大人びてきます。
三歳の誕生日  バースディケーキ
三本の蝋燭を吹き消して、ケーキを食べましたよ。
さあ、来年は保育園だね。
今日は午後から「環境フォーラムやまなし」に出掛けました。
会場は市内で、尾根を二つ越した(笑)麓の敷島総合会館。
空席も目立ちましたが、このようなイベントでの入りはマアマアと云った塩梅。
エコティーチャーや環境カウンセラーの諸先輩方もちらほら、結局顔見知りの多い会場内。
この手の会合だと、参加者は殆ど同じようなメンバーになるのは、致し方ありませんからね。
環境保護や自然保護と云った処で、都会じゃあるまいし、その点は皆環境も守られ、自然も豊かと皆さん信じちゃってるからねぇ。
山梨県環境保全功労者の表彰があり、清掃活動などを行った団体が表彰されました。
同席した環境カウンセラー協会の会長曰く、「僕らは何時になったら表彰されるかねぇ」って言うから、「儂らのように行政に楯突く様な活動をしてる団体なんかが、表彰されるわけねえよ」と言っときました(笑)。
お天気お姉さん
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その後、今日のメインイベントたる『お天気お姉さん』橋爪尚子さんの実験を交えた講演があり、結構楽しめました。
一応私達も『環境保護活動の専門家(笑)』ですから、お天気お姉さんのお話は充分理解できましたし、今後の環境教育活動にも使えるネタをいただきました。
それより流石専門家、私のように昨年のテレビ生放送の時のようなシドロモドロじゃなく、滑舌爽やかスマイルいっぱいなお話、上手ですよねぇ。
ここはしっかり見習いたい処。
内容的には、温暖化ガスの排出削減をメインとして、簡単にできる大気圧の力を実感できる実験やペットボトルを利用した雲の生成と竜巻を作る実験等、お天気お姉さんらしく楽しいものでした。
チョット不満だったのは、雲がどうして出来たり、大気圧についてもう少し突っ込んだ話ができたらなぁと云った処でしょうか。
この辺は時間との勝負になりますので難しいのかもしれません。
温暖化の問題については、省エネによる二酸化炭素排出量削減により気温上昇を抑える話がメインでしたが、気温の上昇を人間の体温に置き換える話など『これは使える!』と思う例え話もあり、とても参考に成った次第。
会長はじめ環境カウンセラー協会のメンバーからは、6月21日に迫った環境カウンセラー協会総会への出席と会計監査報告をよろしくと念を押された次第。
朝から小雨が降り続き時々本降りとなった今日一日、夜になると更に本降りの様相。
朝から余り気温も上がらず、文字どおりの梅雨寒の一日。
そんな夜の締めくくりに聴く曲はシューベルトのピアノソナタから最後の第21番変ロ長調Ⅾ960。
クララ・ハスキルのシューベルト
1951年の録音だそうです。
演奏時間30分以上の大曲、モノ―ラルながら繊細なタッチ、そして強靭さも充分楽しめる演奏。
ミシェル・ダルベルトにしようか、クララ・ハスキルにするか迷った挙句、結局古いハスキルの録音を聴こうと思った次第。
晩年のシューベルトの描く世界、特に第三楽章がお気に入り。

Youtubeにリヒテルの演奏がありました。

やっぱり梅雨入り

我山梨県も予定どおり???今日梅雨入りとなりました。
今日の天気図
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こちらが今日の18:00の天気図です。
お見事、低気圧が停滞して梅雨前線が伸びています。
前線や低気圧の動きが遅いため、処によって大雨が降っているそうですから、お気を付けください。
韮崎のアメダスデータで、昨日と今日の気温を比べてみます。
韮崎の昨日  韮崎の今日
昨日に比べ、10℃も気温が違います。
これが『梅雨寒(つゆざむ)』なんでしょうね。
こんなチョット肌寒い夜の定番は、ショパンのピアノ曲なんか良いなぁと思いましたが、久しぶりにヤナーチェクのピアノ曲独奏曲全集(CD二枚だけだけどね)を引っ張り出して聴いています。
ヤナーチェクのピアノ曲
ピアノ独奏は、ノルウェイ生まれのピアニストホーコン・アウスボー。
この前聴いたのは、このブログの記録によると、ちょうど6年前らしいですね。

Youtubeから、ヤナーチェクのピアノソナタを張っておきます。
よろしければ、お聴きください。
明日はおそらく梅雨入りでしょう。
21:00を回った頃、韮崎アメダスの気温は20℃程と夏装束では、ちと肌寒い夜。
今夜も聴いているBGMは、ベートーベン先生の弦楽四重奏曲第14番変ハ短調作品131、演奏は Afiara Quartet だそうな。
こうやって、色んな曲がYoutubeで聴く事ができるなんて、良い時代なんでしょうね。
ベートーベンの弦楽四重奏曲なら全てを網羅、ピアノソナタも同様。
さすがにヒンデミットの弦楽四重奏曲辺りになるとありません(笑)。
有名なビオラ協奏曲「白鳥を焼く男」や無伴奏ビオラソナタ辺りはありますけどねぇ。
音質云々を気にしない私なら、これで充分です。
宗教曲だって、マタイ受難曲からデュリフレのレクイエムまで聴けるんですよ。
まあ、流石に歌劇全曲は無いでしょうけど、と思ったら、有りましたよ。
アイーダや椿姫、リゴレット辺りなら、マリア・カラスの歌で全曲聴けそうなんですねぇ。
石川ひとみさんの『まちぶせ』をプリンセス・プリンプリンの人形にだぶらせて感涙に咽んだりね。
Afiara Quartet の14番を聴き終えたら、AmericanSQと云う弦楽四重奏団の同曲が有ったのでこれも聴いています。
少し荒削りだったAfiara SQに比べ、こちらはオトナと云うか綺麗というか好きな演奏。
やっぱりyoutube凄いですね。

AmericanSQのベートーベンの14番を張っておきます。
お好きな方はどうぞ聴いてください。

今夜は空振り

ホタル観察第2夜、19:00と21:00に出掛けましたが、一匹も見つかりませんでした。
夕刻少し風が強かったのが原因でしょうか、今は風も殆ど無く蒸し暑い夜を迎えています。
少しがっかりだけど、相手もあることだしねぇ。
私は物好きな自称ナチュラリスト(笑)だけど、ホタルさん達はなんたって生活が掛かってるからねぇ。
発光器で雌雄がコンタクトを取る事ができるのは、一匹精々一週間程の短い期間。
その間に自分たちの遺伝子をどうしても次の世代に繋がなきゃならない。
だから、絶対に私達人間が養殖したホタルを縁もゆかりも無い土地の川に放流して、如何にも自然を守ってるなんてうそぶくのには断固反対します。
それこそ奢れる人間のエゴ以外の何物でもありません。
トキなんて云う、遠の昔に本邦じゃ絶滅した筈の鳥を某国から取り寄せて、繁殖させて喜んでいるのと同じ事。
ダムを建設したため遡上できなくなった鮎の代わりに何処かから稚魚を持ってきて、ダムの上流へ放流して、有料で鮎釣りをさせる???。
その鮎を食べようとカワウが来たら、害鳥として追っ払う。
養殖トキの雛がイタチやカラスに食べられると、イタチやカラスが悪者にされる。
人間が絶対やっちゃいけない事は、自分たちに都合が良いように生態系を捻じ曲げようとする事。
ただホタルを見る事が叶わなかっただけで、これだけ不平不満を述べるのもなぁ。
チョット大人げなかったでしょうか。
気分直しのBGMはYoutubeから、大好きなラズモフスキーの3番ですよ。

第二楽章冒頭のチェロの『ベーン』と云うピチカート!良いねしたい。
九州地方が今日6月2日梅雨入りしたそうですね。
山梨県の週間天気予報を見ると、今週末から雨模様。
とすると、間もなくこちらも梅雨入りでしょうか。
アメダスで確認すると、甲州市勝沼で今日も猛暑日の35.1℃まで気温が上がったそうです。
気温もさることながら、とうとうジメジメと湿度もあがってきたようです。
ジットリと暑くて、風が弱い夜???みなさん、これが何を表すか判りますか。
ホタルを観察する絶好のチャンスなんですよ。
今夜は勤務先の労使懇親会があり、22:00前にやっと帰宅。
拙宅の近くまで帰ってきて、近くの川辺を眺めると、思ったとおりゲンジボタルが結構明るく光っています。
もちろん養殖しているわけじゃなく、土着のホタル達。
それ程住み易いとも思えない川面なので、餌となるカワニナもそれなりなんでしょうね。
確認したのは♂を2匹ほどと、チョット寂しいホタル観察でした。
これから暫くの間、淡く明滅するゲンジボタルを愛でる夜が続きます。
昨夜の夕食は、嫁と私、夫婦二人だけ、外食しようと言うので、『す〇屋』の牛丼を提案。
税込で270円並盛と、消費増税前と同じ金額なので実質値下げと云った処。
客の回転率とサイドオーダー、他のメニューで利益が有るのだろうが、人件費が高騰している今、採算が合うのだろうかと疑問。
昨今、名が通ったラーメン屋でさえ、1,000円近い事があり、ラーメンも上等な食事に成ったものだと思っている。
それに引き換え、この牛丼確かに安い!。
私の胃袋なら、並盛いっぱいで充分満足する量と味(難しい事は言わないし、ましてや今はグルメじゃない)。
〇亀のうどんと同じくリーズナブル。
さて、財布にやさしいことを支払う対価で考えるのは当たり前。
何か別の観点から、牛丼の安さを考えようと云うのが今回の思考。
以前お子さんにバーチャルウォーターについて、牛丼を例にプレゼンを行うプログラムを作った事がありますので、そこから引用します。

65グラムの牛肉になる、牛さんを育てるのに1,339リットル、500ミリのペットボトル2,700本ぐらいの水が必要です。
牛さんがのむんじゃないんだよ、牛さんのエサになるトウモロコシや小麦を育てるのにこれだけの水をつかいます。
玉ねぎを育てるのに4リットル、500ミリのペットボトル8本ぐらい使います。
お米を作るのに555リットル、500ミリのペットボトル1,110本ぐらいの水を使います。
しょうゆ、砂糖、塩、お酒、みりん、などの調味料で、40リットル、 500ミリのペットボトル80本ぐらい。
2,700本+16本+1,110本+80本=3,906本
もちろん、お米を研いだり、玉ねぎを洗ったり、煮るのにも水を使います。
だから牛丼いっぱい作るのには500ミリリットルいりペットボトル4,000本の水が必要なんだよ!
500ミリリットルのペットボトル4,000本って、2,000リットルってことだよ。
つまり、牛丼一ぱいを作るのに
2,000リットルの水が必要なんだよ!

上記データは、玉葱は、1/4個、牛肉65g、米炊き上がり丼一杯、その他調味料少々で計算してあります。
2,000リットルつまり水道水2立方メートルの価格、平均的日本の水道原水価格は1立方メートルあたり、188.52円だそうなので2立法メートルだと、約370円????になる計算。
チョット変な考え方かもしれませんが、肥育する前の子牛代、野菜やコメの種代、あらゆる人件費が本来上乗せされるべきなので、牛丼税込並盛が270円というのが、如何に破格の値段かって事判りますでしょうか。
まあ、農業用水は安いでしょうが、牛丼用の肉牛産地である豪州や米国でも水不足は深刻らしいので・・・・・。
牛丼を食べる時も、環境保護を念頭に・・・置いたら牛丼が不味くなる(笑)。
だから、余り深く考えず、美味しくて・安くて・早い、と三拍子そろった牛丼を美味しく食べましょう。