先日から私の勤務先では、親会社による内部監査が行われています。
ISOとかじゃなく、経理から製造まで全てに渡り帳簿類をアラケルのですよ。
そして、何か辻褄の合わない事を見つけると鬼の首を取ったかのように、色々難題をおっしゃるわけ。
ISO事務局なんて事ヤッテルと、ISOだけじゃなく社内のいろいろなファイルが私の関与しない物が多いのですが、集まってきます。
契約書類を始め、色々な証明書類、あらゆるファイルが私のファイルサーバー代わりに使う、ノートPCに入っているのです。
公にそれが私のパソコンとなっているのですが、あくまでもISO関係の書類を用意してあるフォルダーにすぎないのです。
そんなワケで、以前も私の所に親会社の監査部の切れ者の方が付き纏うと云う事が毎年あって、その監査部の方が退職され、やれやれ、と安堵し他の同僚が虐められるのを見ておりました。
しかし、世の中はそれ程甘くありませんでした。
同僚に懇願されて、書類の検索や提出をしている頃は良かったのですが、ドジを踏む同僚が居たりして、その火の粉が降りかかってきたわけ。
助け舟を出したのが運の月、結局全ての証拠を私が握っている事を突き止めた監査部は、以前にも増して、こんなのあるでしょ?これもあるよねぇ。
って、監査部の女性リーダーは、やり手婆の如く(怖いおばさま)詰め寄るありさま。
終いには、受信メールボックスにメールを貯めすぎてボックスをクラッシュさせたアホが出現。
昼間月例保守契約の見積もりに来られ帰られた、保守会社のSEさんを再度拝み倒し、メールボックスのサルベージを依頼したりと大忙し。
その間にも監査部の女性リーダーは色々と私を呼びつける・・・・・。
終いにゃ、こちらも応戦体制を取り、書類の不整合を突いて来る彼女に対し、手順書の但し書きを突き付けて色々質問の矛盾点を列挙。
結局時間が勿体ないとかで痛み分け(笑)。
メールのサルベージも何とか目途が付きそうになったとかで、後は当該PCの使用者に任せる事になった旨がSEさんから報告を受け、終業時間を一時間以上超過してお役目終了。
私の体調を考える会社側として、残業をする事は固く禁じられているのですよ(笑)。

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心が冷えて疲れた夜は、ローベルト・シューマンのピアノ曲で暖まりましょう。
子供の情景(録音:1955)、森の情景(録音:1954)、色とりどりの小品(録音:1952)
クララ・ハスキルのピアノ、繊細で且つ力強さを併せ持つ彼女の一番油が載り切った頃の演奏です。
特に子供の情景が多彩なピアノタッチで描かれ、1曲目『見知らぬ国』のその色をどの様に合わせるのか(表現し難い???)・・・。
7曲目のトロイメライが優しく胸に響き、次の、炉辺で、木馬の騎士から終曲まで、とても暖かい。
Youtubeに同じクララ・ハスキルの演奏がありましたので張っておきます。
皆様、お気に召していただけますでしょうか。