私の生涯に於いて、3番目ぐらい??に番好きだったお酒、ウイスキー。
それもスモーキーフレーバーが強く残るスコッチタイプ。
国産なら某半国営放送局、朝の連ドラで、放送された余市のウイスキーメーカーで販売していた髭を生やしたおじさんの当時1級だったウイスキー。
今も有るけど、チョット味が変わっちゃってる。
輸入品なら、白と黒のスコッチテリアをシンボルにしたブレンドウイスキー。
本場ながらも安価なスコッチですが、割と軽くて呑みやすいウイスキー。
シングルモルトなら更に良いのですが、その辺りはお財布と相談ですしね。
酒飲と豪語する二男に上記軽めのスコッチ・ウイスキーを勧めた処、煙臭くて呑めないと申します。
その煙臭いのを楽しむのがウイスキーの呑み方だと申しても、嫌いなようです。
ウイスキーは、常温でワンショットづつ呑むのが好きでした。
口中に広がる豊かなスモーキーフレーバーを楽しみつつ、喉に放り込むのが大好き。
あくまでもチェイサーは、口中をさっぱりさせて、新たなショットを楽しむため。
それを見た友人達、私の事を「あいつは、水のようにウイスキーを呑む」と申しました。
他の人達は、皆水割りなんですもの。
アレじゃ、ウイスキーの味を楽しめません。
ただ酔っぱらうだけなら、焼酎それも甲類で充分でしょ。
精々譲歩して、オンザロック程度まで、それも余り氷が解けないうちにね。
最近の若い方は、余りストレートでウイスキーを召し上がらず、ハイボールや水割りが主流なんですね。
スモーキーフレーバーの原点、それは、原料となる麦が発芽した時糖化し麦芽糖が生じます。
麦芽を乾燥させる際、燃料として使われるのが、ピート(泥炭の一種草炭)です。
この低品位の泥炭が採掘できたのが、スコットランド。
だから、スコッチウイスキーは、ピートフレーバーが付き物。
昨今麦芽乾燥用燃料の主流もガスなどに替わり、ピートフレーバを付けるためにピートを補助的に使うそうですね。

ここで、今日もレコードの出番。
40年以上前、某半国営放送局のFM番組で聴いた、チョン・キョンファさん若かりし頃の十八番、ブルッフ作曲スコットランド幻想曲。
バックは、ルドルフ・ケンペ指揮ロイヤルフィル。
このレコードをアテに、安物スコッチを喉に煽り込むのが好きでした。
Youtubeからも彼女の同曲を貼っておきます。
もう、私はスコッチどころか、アルコール飲料御法度の身。
呑める方は、どうぞご自由に。