さすがに我チューナー、トリオKT―5007齢43年を経て、さすが少し不調をきたしてきました。

今までは、シグナルメーターのランプが遥か昔から切れている位で、全く問題なく音楽を聴いておりました、どうも最近調子が悪い。
左チャンネルが、出力しない事が多く、チューニングダイヤルを廻して、ミューティングを外しホワイトノイズを入れたりすると治っていましたが、昨日辺りからどうも・・・・。
そこで、久しぶりに長時間使って様子を見ようと思いました。
いつも聴いているのは某国営放送局だけですが、チューニングダイヤルを廻してみると、地元民放FM局、在京2局、コミュニティ局、ローカルAM局がFM波で放送していたり、幾つものチューニングポイントが見つかりました。
43年前、聴くことができたのは某半国営放送局のFM波だけでしたから、雲泥の差。
当時、隔週で発行されていた共同通信社系のFM雑誌、FMfanには、その某国営放送局と在京民放FM1局の番組表が掲載されておりました。
その在京FM局の放送を聴こうと、長さ4m程もある7素子八木アンテナを屋根に建て、東京タワーに向けたものです。
100キロ以上の距離、その間には標高2,000m級の山々が立ちふさがっていたわけで、おいそれと、良質な電波を拾う事はできませんでした。
その民放局から、午前0時、故城達也さんがナレーションをされていたジェットストリームと云う番組があり、冒頭に流れるミスターロンリーをバックに彼の声が聞こえてきました。
当時民放でもFM放送は、音楽専用でしたが、放送局今や音楽などそっちのけで、リスナーの投稿と出演者のお馬鹿トークが蔓延するさま。
2年前に住宅ローンが完済した、現在の住まいにも建築当初から八木の大型を諦め、強電界用トンボアンテナを取り付けています。
在京FM波の発信が、東京タワーから墨田タワーに代わった頃から、以前に比べ数段良質の電波を拾う事ができています。
尤も前述のように民放FM局が音楽専門放送局で、なくなってしまった現在、そのクリアーなお馬鹿トークが、余計白々しく感じるのは何故でしょう。
そんな中、地元甲府のコミュニティFM局が昔のように音楽中心の放送を行っていて、嬉しいのです。
幸い我KT-5007も老体に鞭打ち、左チャンネルも復活しました。
42年前と同じように貧乏な私に音楽の楽しさをタダで教えてくれる、このFMチューナーには、今後まだまだ頑張ってもらわねばなりませんもの。
そんなチューナー調整中、CDプレーヤーで聴いていたのは、ハープによる演奏。
クロード・ドビュッシー作曲ベルガマスク組曲をグザヴィエ・ドゥ・メストレのハープ。

ドビュッシーのボックスセットからラスト18枚目のCD。
https://www.youtube.com/watch?v=Gl64LXryFS8
Youtubeから、ベルガマスク組曲の中で最も良く聴かれる月の光を貼っておきます。
長くなりましたが、今日焙煎した珈琲は、タンザニア・エーデルワイス農園を200gジェネカフェを240℃に設定し、開始14分過ぎ、一爆ぜが終わり、一息ついた辺りで冷却を開始して、ミディアムローストを目指しました。

最近さっぱりとした味の珈琲が飲みたくて、できるだけ深煎りにならないようにしています。
深入りじゃない方がカフェインが多くなるそうで、依存症の私には合っているようですね。

そしてこちら初外孫の画像。
やっぱり爺馬鹿ですね。