今日1月13日は特別な日。
それまで、厳冬期八ヶ岳川俣川東沢に滑落して膝蓋骨他数か所骨折、自転車で車と衝突して右手首複雑骨折、その他重傷を負っても都度復活を遂げていたにも拘らず、2005年1月13日心不全を起こし、甲府の総合病院で国指定難病の「拡張型心筋症」の疑いでCCUに緊急入院した日。
当時から心移植以外助かる筈が無いと云われている重篤な心臓病ですが、幸いにもαβ遮断薬剤のカルベジロール、抗血栓薬ワーファリン、別な意味で悪名高き降圧剤ディオバン、他の内用薬を処方され、それらが功を奏したため、以来12年間生き延びております。
運動制限、水分制限、塩分制限、もちろんアルコール類のドクターストップもありますが、仕事も定年まで勤め上げ、現在も不自由ながらアルバイトも続けているわけです。
運動不足も祟り、前述の関節部骨折も影響してか、錆び付いた体となってしまいました。
それでもライフワークの環境保護活動も続けております。
そして毎年聴く曲は、ベートーベン作曲弦楽四重奏曲第15番イ短調作品132に決めております。
第3楽章に「リディア旋法による、病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌」と云う病から回復したベートーベンが神に感謝すると云った曲想が描かれているからです。
アルバンベルク弦楽四重奏団の演奏をCDで聴く事にします。
途中孫達がやってきたりして、第3楽章は夕食後になりました。
夜も遅くなり、このラップトップにステレオイヤホンを繋いで聴いています。
ベートーベンのSQで、好きなのは、ラズモフスキーそして、やはりこの15番ですね。
こんな可愛い孫達を授かりましたもの、また来年もこの曲を聴く事ができるように生きていなきゃね。
いつもレコードで聴いているブダペストSQの演奏がYoutubeにありましたので、張っておきます。
アルバンベルグSQも有りましたが、第3楽章は、ブダペストの勝ち。
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