先週の『子ども環境フェスタin北杜』でのお話。
雨水利用タンクを3基用意して、希望者に抽選でタダで差し上げようと企画した事は既に投稿済みですtが、その際気づいた事がありました。
お客様は、ナンジャラホイとタンクを眺められるだけなので、一応雨水を溜めて利用する事を説明すれど・・・・?
先ず雨水をどうして溜めなきゃならないのかを理解していただけない、つまり雨水が役に立つこともご存じない。
虫が湧くようで嫌だとか、水なんか沢山あるじゃないの?
このイベントを開催した北杜市は、全国一と言っても過言ではない銘水の地。
尾白川渓谷を流れる水は、甲斐駒ヶ岳を源とする銘水。
国内ミネラルウォーターの多くを製造する工場も多くあります。
だから、地元の人々は綺麗な水なんて、文字どおり『湯水のよう』に豊富だと思っています。
でも、山梨県の降水量は年間1,000mm程度と、とても少ないのです。
数年前、雨が降らない夏があり、消火栓から水を盗んだ方もおられた程でした。
当時私まで、節水のお話をするためにローカルテレビに出演しましたもの。
私達のブースに足を止めて見入る方は、県外からこの地域の自然に憧れて移り住んだ皆様でした。
最近大雨による水災で、一番困ったのは水の問題。
水源地が使えず水道も断水し、手洗を使った時の洗浄水が使えず困った経験をお持ちだったとか。
雨水を貯留しておけば、最低でも手洗いの洗浄水なら充分使えます。
80℃以上に加熱すれば飲料水としても使えること。
河川に流れ込む雨水を一時的に溜めて置けば、洪水被害の緩和にもなる筈。
こんな説明をしたら、興味をお持ちになった方も何人かおられました。
今週23日金曜日(勤労感謝の日)には、甲府市リサイクル環境フェアが「甲府市環境プラザ」で行われます。
その際、私達山梨環境カウンセラー協会では、この雨水利用タンクを原価で頒布する企画を行います。
欲しい方は、是非お越しくださいね。
以前も投稿したように普通車のセダンでも後席にそのまま一基収まります。
軽自動車でも後席を畳めばナントカなるかなぁ??
大きさはドラム缶と同じなので想像してみてくださいね。
何年か前、このブログの読者の方も他県からお越しになって、お持ち帰りになりました。
甲府市環境フェアのチラシはコチラです→
甲府市環境フェアのチラシ。