日中陽は差すのですが、少しも暖かく感じません。
韮崎のアメダスによると、最低気温こそマイナス3.5℃程度でしたが、最高気温は4.8℃と寒い建国記念日です。
先週の雪が残り、何処にも出掛けたくなくて、のだめ部屋ごとき自室に引き籠って居ります。
レコードを掛けるのも億劫になりがちなので、偶には最近余り聴かなくなった宮沢明子さんのレコードを引っ張り出して音溝の掃除を兼ねて針を落とします。

1973年5月8日青山タワーホールでの録音だそうです。
故、菅野沖彦さんが録音したレコードだそうで、ピアノ名、調律師、カッティングマシンはおろか、使用したマスターテープ、ミキシングアンプ、までのデータがジャケットに記されていると云った、アナログ録音の真髄??のレコードなんでしょうね。
冷たくなりがちな、ピアノによるバロックの曲をとても温かみのある音色に録音されています。
寒い季節に聴きたいピアノ曲集ですが、特A面のラモーの曲が好きなんですよ。

レコード1枚だけじゃ勿体ないと再度引っ張り出したのは、菅野沖彦、宮沢明子のコンビニよるモーツアルト・ピアノソナタ全集から7番、8番、9番の三曲が収録されたレコード。
特に私のお気に入りの9番K.311が入っています。
追伸、このレコードによるモーツアルトのピアノソナタ全集ですが、超高級?で高音質な何とかCDに再マスタリングされて販売されているそうです。
ピアノソナタの全集とは別に販売されていた、宮沢明子・モーツアルト・アンコールと云うレコードのテイクもオマケで入っているようです。
いずれにせよ1973年と云う今から40年以上前の録音ですが、滅茶高価なようです(笑)。
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日本の女流ピアニストの中では、
田中希代子さんと並んで、最も好きな演奏家です。
リサイタルも何度か行きましたし、
LPも可能な限り手に入れるほど贔屓にしてました。
中でもギロックとバッハの小品集、
あるいはクープランの「葦」が絶品の
バロックアルバムは今でも大切に聴いております。
しかし!残念ながらMKさん秘蔵の、
モーツアルト・ピアノソナタ全集は手元にありません。
「モーツアルト・アンコール」は持っているのですが・・・
いままでもそうですが、
改めてMKさんの造詣の深さに、頭が下がる思いです!
浅薄な知識でお恥ずかしいかぎりですが、
宮沢明子さんのことを書いたことがあります。
お笑いください。
http://nantei1943.blog129.fc2.com/blog-entry-109.html