元々二酸化炭素増加に伴う温室効果による地球温暖化説を唱えたのは原発推進派だったと思います。
一応私は原発推進派でも反対派でもない事を申し上げておきます。
確かに今回甲信地方を襲った大雪にしても、地球温暖化の影響で、偏西風の蛇行が顕著になったせいだとおっしゃる皆さんが居られます。
唯、長い目で見た場合、100年に一度200年に一度なんて云った処で地球はおろか此の世の歴史で見直してみたらそれ程珍しい事じゃないのかもしれません。
地震にしても津波にしても同様ですし、富士山なんて300年に一度の噴火も通常の出来事らしいですね。
一見自然に優しいって云われる太陽光発電にしても、その設備に費やす環境負荷は膨大なものです。
太陽電池や半導体の原料となるのは高純度のシリコン(珪素)の塊(インゴット)です。
珪素の化学記号は『Si』一番皆さんが良くご存じのシリコンの原石は、水晶です。
通常『石英』と云われ、地球を形作る元素の中では酸素についで多い方に属します。
海水や空気を除くと一番多い元素です。
いくら多くても純粋なシリコンを得るのはとても大変なんですよ。
珪素を多く含む鉱物を硅石と呼びますが、この硅石の結晶の中で、透明で六っ角柱になった物が水晶と呼ばれます。
昔本邦にも有望な珪石(水晶)鉱山がありましたが、現在はブラジル等から産出される純度が高い珪石を用いてシリコンを精錬しています。
製造方法は、先ず鉄鉱石の精錬と同じように、珪石とコークスや石炭と一緒に電気炉で溶解し精錬しますが、膨大な電力を必要とするため、本邦では採算が取れず電力料金が安い中国等で生産されているそうです。
なんか相当環境に良くない精錬方法らしいのですが・・・・・・・??。
この金属シリコンを更に電気炉で精錬してソーラー級シリコンを作り、これを加工して太陽光発電モジュールを製造するとか。
今夜はここまで・・・・・
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