プロフィール

MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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今でも嫁との買い物途中、スーパーの酒類売り場は心躍るものがあります。
私は現在ドクターストップにより、一切のアルコール系飲料と決別しております。
しかし、若い頃より嗜んだ『酒』に対する情熱は、未だ燻っているもよう。
清酒は燗か冷、原酒とか生酒とか云う流行りの酒は好みませんでした。
燗を付けて、鼻に抜けるアルコールに溶けた仄かな酵母の残り香と芳香。
それに合わせる強肴の選択。
酒蔵では、パスツールに先立つこと300年も前から普通に行われていた、パスチャライゼーション、そして並行複発酵と云う蒸米を、麹菌を用いた糖化発酵により生成された糖質を酵母によりアルコール発酵させる高度な醸造法の繊細な技術。
清純な湧水がある町には酒蔵があり、蔵毎に棲み付いている酵母がその蔵の酒を醸す。
秋に収穫された酒米が寒造りで醸され醪に変わり、翌春発酵が終わった濁り酒を濾過すると、これが新酒。
秋を迎えた甲州路、収穫された葡萄が各地区にある醸造所に集められ、清酒同様その酒蔵に棲み付いた酵母の働きで葡萄酒に変わります。
勝沼の葡萄郷では、ワインなんて高級な呼び方はしませんでした。
『ワイングラス(笑)そんな高級なもんはねえだよ、ほれ、この茶碗が一番ずら。』
そう言いつつ、酒灼けした顔の古老は、チョット濁った葡萄酒を振る舞っておりました。
葡萄農家は地区毎に組合を作り、売り物にならない葡萄を有効活用するため、醸造所を営んでいましたが、これらが集まって地酒のワイナリーに育ってゆきます。
やがて、そんな農家の若い衆の中には、高度な葡萄酒発酵やワイン用葡萄栽培技術を修める人達も出始め、いずれヨーロッパのワイナリーに劣らない銘酒が生まれます。
先のサミットでの供宴に使われた多くのワインも、そんな勝沼のワイナリー育ちだったとか。
遥か昔、葡萄農家の納屋には甕が置かれ、余った葡萄で醸した葡萄酒が眠っていました。
前述の清酒と違い、葡萄酒の製造工程は簡単???。
絞った葡萄果汁にお砂糖を加えて甕に入れ、口に綿で栓をして通気性を保って置けば、やがて葡萄酒に・・・・。
もちろんこれは密造酒、誰かが密告すると税務署が差し押さえますよ。
どうして、ばれるかって??、だって葡萄酒の良い匂いが漂うんですからね(笑)。
これを盗み出す人もいたそうですが、もちろん警察に届ける事もできなかったとか。
これは今から半世紀も前のお話、今時わざわざ密造酒を醸すより、手間もお金も掛からないワインが簡単に安く買えますからね。ホント、今は誰もこんな悪いことしませんからね。

さあ、今夜もYoutubeから一曲。
私は、ベト7こそ、呑兵衛の音楽だと思っています。
もう全楽章、吞めや唄えや大騒ぎってね。
クリスティアン・ティンメルマン指揮ウィーンフィルの演奏だそうです。
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コメント

甲州ワインは無添加なものがあって、
ヨーロッパからのは、酸化防止剤がはいってて、
日本のワイン頑張って欲しいですね。

Re: hippoponさま

そうですね。
酸化防止剤ですか。
では、今夜の記事で詳しく・・・・???。
コメントありがとうございました。

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