現在、おもに食品関係分野で、二酸化炭素削減のために地産地消が叫ばれています。
確かに地元産の農産物を利用すれば、輸送に掛かるエネルギー消費も少なくて済みます。
これを数値で表すフードマイレージと云う考え方が有ります。
しかし、幾ら地産地消と云えど、真冬に夏野菜を栽培する温室園芸が、輸送エネルギーか少なくても肝心な栽培に関して加温などが伴う場合、大量のエネルギー消費が生じ、二酸化炭素排出量も多くなります。
ですから、適地適作と併せて地産地消を推進しなければなりません。
又、遠隔地例えば海外から食品を輸入する場合でも、時間が掛かろうとも一度に大量に運搬が可能な船便にするか、短時間で少しの量を運搬する航空便にするかによっても消費されるエネルギーに違いが生じます。
以前取り上げた事がありますが、このフードマイレージの他にウォーターマイレージと云う食品それぞれを作るのに必要とする水の量を比べると云う考え方も環境と食を考える上で重要となります。
こちら
仮想水計算機をご参照ください。
このように食べ物と環境保護にもつながりがあり、避けて通る事はできませんね。
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