甲府の気温は、14.6℃と、結構高く上がり、韮崎アメダスも12℃以上でした。
しかし、いかんせん季節風が強すぎて体感気温は氷点下近くまで下がります。
当地は小高い丘状の広い尾根のような南向き斜面に造成された場所。
長期に渡り流れた茅ヶ岳並びに黒富士の火砕流痕なのだそうです。
そのため、固い地盤と地下水脈が深くを流れている地域。
兎に角冬季の季節風は、半端じゃありません。
冬型の気圧配置になると、八ヶ岳颪と呼ばれる強風が吹き荒れます。
強風のため電線がブーンと、大きな音で唸ります。
大戦時の空襲の際、落ちてくる爆弾の風切り音のような甲高いヒューンと云うような音も伴います。
洗濯物を飛ばされないように気を付けないと大変ですよ。
この地域に住む者にとって、台風の風など大した事がないのです。
今年も台風の季節、よく投稿しましたように当地は四方を高い山で囲まれた盆地ゆえ、富士川を遡上してくる台風以外余り心配しないのです。
どうも台風が除けて通るのか或は、当地にやってくる頃は弱まっている事が多いのも事実。しかも冬季の季節風と違い、何日も連続して吹き荒ぶ事も在りません。
そのくらい当地、冬の季節風は凄いのです。
そして、風が止むと、盆地特有の強い放射冷却現象が起こり、滅茶苦茶寒いのですよ。
今日もピアノとオーボエのための曲、シューマンの3つのロマンス作品94から第2番は、いかがでしょうか。
何となく寒い冬の夜、聴きたくなりませんか。
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