イラクサにやられて左掌がひりひりします。
実は、午前中韮崎市の県道脇に咲くイチリンソウを愛でていたのですが、デジカメを花に向ける際、うっかり左手をイラクサの上に置いてしまいました。
まあ、その内治るでしょう(泣)。
ひとつ不思議なのは、以前より山野を彷徨うように藪漕ぎも沢山経験しているのですが、イラクサで炎症を起こしたのは初めてです。
元々皮膚は弱いようなのですが、いよいよここまで体力が衰えたのかと、少しがっかり。
皆さま、植物に触れる際は、手袋の着用をお勧めします。
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。こんな苦労がありましたが、こちらが県道道端のイチリンソウと、後出のイカリソウの画像です。
(一輪草、学名:Anemone nikoensis Maxim.)。
学名の頭にアネモネとありますようにイチリンソウ属は、アネモネの仲間。
私が好きなアズマイチゲもニリンソウも皆キンポウゲ科イチリンソウ属の植物で同じようにアネモネの仲間。
自動車が頻繁に行き交う県道の道端に咲いている関係で、安心してドライブスルーする事ができます。
関東近県では、準絶滅危惧種に指定されている植物ですが、余りにも大胆と云うか、誰も気にしない道端(叢なので、車窓からの塵のポイ捨てが目立つ)に咲いています。
私も最初、この自生地を土地の持ち主の方からお聞きし、現地を確認して眼を疑ったほどの場所。
近くには高校や病院、セレモニー施設が点在しています。
近くには、イカリソウもさいています。
船の錨の形に花が似ているからこの和名が付いたようです。
近種の淫羊霍(ホザキノイカリソウ)同様精力が付くと云われ、以前この植物を焼酎に漬け込んだリキュールを戴いたことがありました。
効き目こそ低いそうですが、あのバイ〇グラと同様な効果も期待できる???そうです。
そのため、「男子のアソコが怒る(いかる・勃〇する)ので、イカリソウと云うなどの下ネタに近い説もあるそうです。

帰宅途中拙宅ご近所の道端に咲く、先日ご紹介したホタルカズラも目に付くようになりました。
やはり誰も気にしませんが、東京、埼玉他19の都県で絶滅が心配されているそうです。
1つ重要な事・・・イチリンソウは猛毒。
イラクサなんて目じゃない有毒植物。
食用に供されるニリンソウと間違えるとさあタイヘン。
お気を付けください。
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今日私もイチリンソウを見てきました。
ホタルカズラはこちらでは全く見かけません。
うらやましいですね。
お身体の炎症はもう治りましたか?
お大事になさってくださいね。