自然保護??と云う名目で昨今話題となっているのがコウノトリを誤射した話題。
島根県でサギの駆除をしていた地元猟友会の方が、抱卵中のコウノトリを誤って散弾銃で撃ち殺してしまったそうです。
チョット思う事があるので投稿いたします。
先ず自然界に生息するコウノトリですが、本邦では既に絶滅した鳥である事を認識していただきたいと思います。
しかし、自然保護??或は種の保全??と云う名目で、何処ぞの国から縁もゆかりも無いコウノトリの個体を持ってきて、この国で繁殖させて放鳥したようです。
新潟のトキも同様なんですね。
ある一定以下の個体数になると、自然界で対象生物は絶滅を辿ります。
個体数が少なくなったのは、乱獲や近代農業に於ける生態系の変化。
生息地が都市化した事による農地の現象などが挙げられます。
全て私達人間が生きるための活動(真っ当に暮らす事)によって行われた結果に過ぎません。
この活動は、私達が他の生物同様に地球上で生きているための自然淘汰と考える事もできます。
それを過ちとして、再度既に絶滅した生物を復活させるのは、神の摂理に背く自然破壊であろうと考えます。
サギの駆除、恐らく対象はアオサギさんだと思うのですが、アオサギさんにとってみれば、河川や池に棲む魚を捕食するのは、彼らにとって当たり前の生活。
人はそれを防ぐために彼らを撃ち殺しますが、それも人の生業を守るための活動。
もちろんアオサギさん達は野生で暮らしている鳥。
片や死んだコウノトリは、人が自然保護と云う名目で飼っているのと同様な鳥。
さあ、困りましたね。
以前も投稿しましたが、トキの場合、それを捕食しようとするイタチやテンが悪者として駆除されてしまう。
どこか似ていませんか。
私達にできる事は、自然を見守って行く事であり、あえて絶滅した生物を復活させようなんて考えない方が良いと思います。
勿論これは極論であり、反対される方も多いと存じます。
拙宅のご近所里山にも絶滅が危惧される野生蘭が僅かに咲いています。
ある特定の生き物を保護しようというのは、他の生き物の生態に拘わる問題だと思います。
私は、そんな自然の移ろいを、ただ見守っている存在でありたいと思っています。
スポンサーサイト
コメント
管理人のみ閲覧できます
Re: 鍵コメさま
コメントありがとうございました。。
こんばんは、
できるだけ 自然のままがいいですね、
アオサギさんが殺生の対象になるとは知りませんでした。
北の将軍、またミサイル発射したそう、
いつまで続くのかなぁ・・
Re: しろさま
北の将軍さま、日曜日は忙しそうですね。
某国大統領閣下、対抗措置としてなんかやるんでしょうか?。
コメントありがとうございました。
コメントの投稿
トラックバック
http://azumaitige.blog88.fc2.com/tb.php/3786-1e4e39ca