今日当地は梅雨が明けたそうです。
まあ、当地今年の梅雨は、空梅雨と云って良い或はそれ以下の梅雨でした。
梅雨入りの日にチョット雨が降り、最盛期も2日から3日程雨が降ったり止んだり。
しかも、それ程強い雨じゃなく、何とかやっと田植ができる程度。
果樹栽培農家は、桃の収穫中ですが、梅雨の間なれど灌漑設備がフル稼働の毎日。
期待の梅雨が明け、これから甲府盆地、雨は台風待ちになりますね。
この季節思い浮かぶのは、遥か昔に遡る八ヶ岳の思い出。
高校生の頃櫛形山でペルセウス座流星群の観測を本格的に始めた後、社会人となってからの八ヶ岳高原にある山梨県学校寮でも同様な活動。
青白く長い崑をたなびかせた、明るいペルセウス座流星群たち。
以前も書き込んだように、朝早くから夜遅くまでの肉体労働の日々。
休みの日、夏は朝夜明け前から真夜中まで、自然の中で遊んでいました。
朝露に濡れたサビタ(ノリウツギ)の木、路傍のウツボグサの蒼さに魅せられ、野原にヤナギラン、ヤマオダマキ、シモツケソウのピンク色を愛でておりました。



そして、秋風が吹く頃、高原を彩るのはマツムシソウ。
肝心なマツムシソウの画像が見つかりません(笑)。
淡い恋心も宿るマツムシソウこそ、私の想いの全てでした。
ヤナギランの綿毛が舞う頃、短い夏が終わると共に私の・・・・・。
高原の木々は色付き、その最後を飾る落葉松が金色に輝く頃の美しさ。
初夏の若芽の頃、露に濡れエメラルド色に輝いていた落葉松の葉を降ろす前の装い。
その小道を落葉松から降り注ぐ金色のシャワーを浴びながら、ランドナーで走る喜び・・・。
初雪が舞い、それが根雪となる頃、クロスカントリーの鱗板を履き、キツネやウサギの足跡を追いかけるアニマルトラッキング。
早朝、雪を溶かして淹れる珈琲。
その全てが八ヶ岳からの贈り物でした。
続きます。
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高熱~平熱の乱降下の扁桃腺炎でほとんど死んでいます。
何気ない日常が懐かしいです^^
MKさんも無理をなさらずに。