8月も既に下旬に入っています。
気温は30℃程と、例年に比べ涼しい当地。
汗ばむ背中に涼風が心地よい季節。
季節のシーケンスタイマーは、毎年同じようにレバーを弾き、季節の移り変わりを教えてくれます。
ホントに久しぶりのフィールドワーク、と言っても歩いた距離は30m程度。
今はこれが精いっぱいなのが少し情けない。
獲物は、ご近所里山に咲く「ナンバンハコベ」。

近県の東京都、埼玉県、千葉県では、絶滅が危惧されているそうで、当地山梨県でも結構珍しい部類に入る植物です。
以前も投稿したように、ここの他、もう一ヶ所自生を確認していますが、そこは一度だけ。
こちらご近所里山のナンバンハコベは、農業用水を供給する溜池を幾つか繋いでいる用水路の脇に毎年咲いています。
和名にナンバンと付いているので外来種かと思うと、学名:Cucubalus baccifer var. japonicusと、末尾にjaponicusと付く日本在来種です。
異様な形の花と云うわけで、ナンバンの和名が付いたらしいですね。
数十センチの用水路を跨ぐ事ができず、少し情けない思いがいたします。
そのため、近寄ってのクローズアップが出来ず、望遠モードで撮影せざるをえませんでした。
アカネ類のトンボも飛び交う季節。
水辺では、シオカラトンボもホバリングしていますが、産卵場所を探しているようです。
今度の金曜日、アルバイト先近くの国道道端、猛毒のキンポウゲ科「センニンソウ」が咲く頃。
ドライブスルーだと、渋滞を引き起こすから、少し歩かねばなりませんなぁ。
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もうそんな時期なんですね。
そうそう、センニンソウもボタンヅルも咲いていましたね。
こちらは昨日からやっとお天気になりました。
今日は暑い中を少し歩いてきましたが、ナンバンハコベは忘れていました・・・