さて、水の話。
ちょっと視点を変えてみます。
昨日長男の田圃から、新米が届きました。
こちらが精米した新米。
サムネイル画像をクリックしていただくと、大きな画像でご覧いただけます。彼の田圃は、県北部南アルプスと八ヶ岳を見上げる韮崎市最北部、円野町にあります。
ここでは、良質な水質を誇る小武川の水を引き、水稲を育てています。
小武川ならびに大武川の水は、甲斐駒ヶ岳を水源とする切れの良い水。
甲斐駒ヶ岳は、深成岩である花崗岩が地殻変動により地表に現れて出来た山。
この付近に降った雨は、花崗岩質の土壌を浸透し、長い年月を経てこれら河川を流れ、この地域の田畑を潤す命の水、通称古くから「武川米」と呼ばれる県内一のブランド米。
長男曰く、他の地域の米との違いは、この水にあり、言わば花崗岩で磨かれたミネラルウォーターで育てているような米だと、自負しております。

更に、この武川米の中でも、細分化した、狭い地域のブランド米確立の機運が高まり「つぶら野米」として、このようなパンフレットも用意したとの事。
因みに、長男が作付けしている水稲は、農林48号と云う品種。
どんな米??と説明するより、このご時世ググっていただくのが一番だと思います(笑)。
お弁当やおにぎりなど、炊き立てじゃなく冷めても美味しいと云うのが売りだとか。
瑞穂の国と美称するように、稲作が盛んでお米が沢山つくられている我が国。
その元になるのが、豊かで清らかな水。
そして、その水は雨がもたらしてくれる天からの贈り物。
米などの農産物だけじゃなく、工業製品にも清らかな水は欠かせません。
工業用水としても、製紙業、高度集積回路の洗浄、そして、全く相反するような鉄鋼生産、その他全産業に於いても水は不可欠。
もちろん水力発電にもね。
ですから雨が降らないと、食料生産だけじゃなく、工業生産も大きく落ち込んでしまいます。
つまり以前申し上げたように、雨は、我が国が誇るべき、一番重要な資源なんですよ。
報道等によると、昨今某国が、我が国の大事な資源である水源地域を買い漁っていると云った話を聞きます。
私達も水、そしてその源である、雨の事を深く考えてみる必要がありそうですね。
雨の話、まだまだ続けましょうか??
ネタは幾らでも「湯水のように」尽きませんからね(笑)。
そうだ、次は「湯水のように」を考えましょう。
スポンサーサイト
ネタが豊富なのが羨ましいです。
尊敬しますね!( ・∇・)
いい話をありがとうございます。