今日は、気温15℃前後の寒い雨の一日。
しかし、昨日投稿したように少ない雨量は計測されないので、韮崎アメダスのデータ上では、8:00頃1mm、そし15:00頃0.5mmとなっています。
昨日は、お伝えしたように私と嫁との初外孫(長女の長男)の初宮参りでした。

昨日に比べ、遥かに多く雨が降りましたが、データ上では、未明の雨の他、多少纏まった雨のためか今日の雨量の方が少ない結果です。
さて、昨日の続き、バーチャルウォーターについて、もう少し考えてみましょう。
17年前のデータでチョット古いのですが、日本が輸入したバーチャルウォーターの量を図示したものがありますので、サムネイル画像をクリックしてご覧ください。

当時日本で使われていた灌漑用水量と比較し、それ以上の水をバーチャルに輸入している事になります。
わが国で育てている家畜類と云えども餌として与えている穀物など、その多くを輸入に頼っているのが現状です。
北米大陸に雨が降ると、世界の相場に影響が出ます。
先ず、シカゴ穀物市場のトウモロコシや大豆の価格が下がります。
これは、雨が降ると、北米の穀物の収量が増えるからです。
そして、WTI(ウェスト・テキサス・インターメディエイト)などの石油先物市場の価格も下落します。
石油価格が雨と関係があるのは、穀物を原料として「バイオ燃料」を製造しているからです。
最近は、シェールオイルの絡みもあるので、以前よりだいぶ関係が薄くなっていますが。
そして、遠い我が国の豚、牛、鶏、鶏卵など畜産価格にも影響があります。
大豆、トウモロコシ・・・・豆腐、食用油、果てはマヨネーズの価格も同様です。
そのため、様々な商社が北米の天候をリアルタイム或は、大型コンピューターを駆使して長期の天候予測をしています。
このように今は、「風が吹くと桶屋が儲かる」のように「北米に雨が降ると世界中が大騒ぎ」と云う構図も冗談ではないようです。
他に中国などの天候も同様です。
このように食糧戦略が重要視され、この場合最も重要なのが雨の降り方なのかもしれません。
つまり、今や雨は戦略物資に他ならないのです。
人工降雨の研究も進んでいるそうですしね。
現実的には、核兵器が使えない今、降雨をコントロールする事により、飢餓状態を・・・・。
SF的誇張が強すぎるかもしれませんが、雨を最終兵器に使うなんてねぇ・・・・・。
スポンサーサイト
おはようございます
お孫さんかわいいですね~^^幸せな時間ですね。
バーチャルウオータの図すごいですね。
確かに、輸入に頼っている日本、よくよく深く考えると、
バーチャルウオーターも確かに。
世界に頼らざるをえない日本がよくわかりますね。
降水をコントロール、、、本当に当たり前の未来になりそうですね。