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プロフィール

MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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きれいな花には毒がある
最近もと云うか毎年のことですが、この季節気を付けなきゃならないのは山菜として食べられるギボウシュとバイケイソウを間違えて食べる事による中毒が多いそうです。
ご近所里山に咲くギボウシュと高原に咲くバイケイソウ、成長すればバイケイソウの方が大きくなりますから違いも分かる筈ですが、小さな株の内は判らない事も多いようです。
「まさかねぇ」って、私は絶対に間違えないなんて言った方が、家庭菜園で栽培しているニラとスイセンを一緒に収穫しちゃう話、これ、今年も県内でも起きたそうです。
タラの芽とヤマウルシを間違える事もあるそうです。
怖いのは、トリカブトの若芽をヨモギやニリンソウ、そしてモミジガサと間違える事件も毎年あるそうですね。
トリカブトは、俗称「ブス」といいますね。あのブスの語源もここかららしい(笑)。
アイヌの皆さんがヒグマを仕留めるための毒矢に塗るのは、このトリカブトの抽出液。
大きなヒグマさんもころっといっちゃうらしい。
気を付けましょう。
兆度今頃、山梨県内でも笛吹市芦川の通称「芦川のスズラン畑」ではスズランが満開になっています。
このスズランが八ヶ岳山麓の牧草地などの草地にもポツンポツンと咲いています。
草丈が低いのに結構目立つのは、牛さん達がスズランだけ避けて牧草を食べるからです。
なぜって?、牛さん達ご先祖さまから伝えられた経験からスズランが猛毒だって事良く知ってるからにほかなりません。
最近のサスペンスドラマでも、スズランを生けた花瓶の水を飲み物に混ぜて人を殺すなんて物騒なシチュエーションがありました。
以前、スズランの香りが好きなのでホワイトリカーに漬け込んで果実酒を作りたいなんて、方がおられまして、慌ててご注意申し上げた事があります。
スズランの香りは仄かで私も大好きですが、毒性には気を付けなきゃいけませんね。
お子さん達と一緒に植物観察をした後など、必ずご注意申し上げるのは食事の前に必ず手を洗う事です。
野山には、いろいろな有毒植物が多く自生していますから気を付けましょう。
そうそう、庭に植えたドイツスズランも有毒ですから気を付けましょう。
トリカブトの仲間なども切り花として販売されています。
とても猛毒とは思えない程きれいな花ですから、気を付けてくださいね。
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