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MK

Author:MK
自称:ナチュラリスト
一年中、野山を彷徨うのが主な活動。
2005年1月突然、『拡張型心筋症』を発病。
現在リハビリ中、従来の活動は著しく制限される。
いい歳して、40年以上yumingを聴いている。
その他、ハイドンからショスタコービチあたりまでの
弦楽四重奏曲が好き。
コーヒー依存症?
メール:azumaitige@gmail.com


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当地今日は、梅雨寒の一日。
月初めにご近所のゲンジボタルを観ていた頃とは大違いの気候。
そう言えば、この季節各地で行われるホタル祭りですが、自然保護と正反対であることをご存じですか。
山梨県内でも多くの地域でホタル祭りを開催しています。
昭和初期まで、各地の用水路や小川では、多くのホタルが舞い、大型のゲンジボタルが多くみられたため天然記念物に指定された事もありました。
当時山梨県西部では「地方病」と呼ばれていた「日本住血吸虫病」と云う風土病が蔓延しておりました。
研究が進み、寄生虫病である日本住血吸虫を撲滅するため、その中間宿主「宮入貝」を殺貝すれば良い事が実証され、各用水路に薬剤を散布したり、水路の三面コンクリート化がすすんだため、ホタルの生息が困難となり、激減しました。
1996年、地方病終息宣言があり、以後殺貝剤の散布はおこなわれていません。
また、住宅の増加とそれに伴う生活排水の増加による河川の汚染も進み、次第にホタルが棲みにくくなりました。
そんな経緯もあり、昨今ホタルが乱舞した頃を思い出そうと、ホタルの餌となるカワニナを養殖したり、他県からホタルの幼虫を導入して、再度ホタルを復活させている地域も多くなりました。
そして、毎夏「〇〇のホタル祭り」と銘打って、観察会をしたりホタル音頭??にカラオケ大会・・・なんて云う催しが幾つかあります。
亡き嫁の父(私の義父)は、この日本住血吸虫の中間宿主、宮入貝撲滅の先頭に立ち、駆除を行っていた経歴があります。
そんな事もあり、農業を営む義兄に拙宅付近では今も土着のホタルが生息している事を伝えると、「なんだぁ、おまんとこじゃ、まだホタルがいるだか。そりゃ地方病がいるかもしれんど。」と言われる始末でした。
現在、山梨県以外でも農地の圃場整備事業により用水路の三面コンクリート化や生活環境の変化もあり、やはり土着のホタルが減少したり、いなくなっています。
そのため、やはり昔を偲んで養殖ホタルを専用水路で飼い、同じく養殖したカワニナを与えて育てている地域が多く存在します。
これを自然保護と云う美名の下に「〇〇のホタルを守る会」が各地で活動しています。
まあ、水路にゴミを流さない、生活排水を汚さない、なんていう効果もありますが・・・・。
結局ホタルを飼って、生態系に影響を与えているだけの自然破壊ですね。
また、各地域土着のホタルには特定の明滅時間があり、養殖ホタルとの交雑があると、その子孫への影響があると云った説もあります。
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