昨夜故有って、地球温暖化に関する説明文をでっち上げました。
ツマグロヒョウモンと云うタテハチョウ科の蝶から私自身が実感した話です。
現在環境問題として最も重要なのは地球温暖化についてでありましょう。
今夏の山梨県は連日猛暑日を記録しておりましたが、この傾向はもう以前から続いてきたようです。
また、冬季も寒暖を繰り返しながらも次第に寒い期間が短くなったようにかんじます。
この山梨県に於ける気候の温暖化を実感したのはある蝶の生育からでした。
ツマグロヒョウモンがその蝶の名前です。
数年前の事、拙宅で嫁が育てていたビオラを一日で丸裸にしてしまった虫を見つけ、調べてみるとツマグロヒョウモンの幼虫でした。

上の画像が拙宅のビオラに産卵のためにやって来たツマグロヒョウモンの♀、下の画像は嫁が怒り心頭に達したビオラの食痕。

私が所有する昭和60年発行のサンニチカラ―ブックス「山梨の蝶」によると「迷蝶・偶産蝶」として分類され、生息できる気温の関係で本来冬季寒い山梨には生息せず、何かの拍子に迷い込んだ蝶として扱われていました。
そのツマグロヒョウモンの成虫だけでなく幼虫が春先ビオラに群がっていたわけで、生息域が広がっていたことを実感として知ることになりました。
それは、昭和の時代と比べ、近年気温が確実に上昇している事を蝶の生態をとおして実感したわけです。
唯暑い寒いじゃなく、生き物の繁殖範囲が変わってしまった事例をとおし、温暖化を感じた話です。
温暖化が二酸化炭素等温室効果ガスの増加に伴うのかどうは、解りませんけどねぇ。
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よく覚えていないのですがあの時もかなり不安に思ったものです。
温暖化もその時の印象と少し似ているような気がしますが、もっと実際に自分の経験や五感で感じるものがあってもっと不安な気がしています。
今年の夏は本当に暑さが半端なくてでエアコンなしでは過ごせなかったですね。
ツマグロヒョウモンやナガサキチョウなど南方系の蝶もずいぶん前からこの辺りにも出没しています。
来年どうなるのかと、というかこの冬はこの秋はと、何となく心ががザワザワとしています。