先日から掲載している第21回甲府市環境リサイクルフェアへ、山梨環境カウンセラー協会として出展しました。
今日は私を含め9名のメンバーが集まり、雨水利用タンクの紹介に努めました。
いつもこのブログへ投稿しておりますように、我山梨県の年間降水量は約1,000mmチョット。
これは、降水量が少ない県の上位にあたります。
しかし、多くの皆さんが山梨県には水が大量に有ると思っているようです。
水道の蛇口からは、良質のミネラルウォーターと称しても過言ではない程の綺麗で美味しい水が流れてきます。
実際に容器へボトリングして販売している水道水もある程の土地柄。
だから、地元の皆さんにとって、わざわざ雨水をためて利用しようなんて、思いません。
その皆さんへ、雨水の利用をうったえるのですから、たいへんです。




こちらの容器、元は県内ワインメーカーが外国から輸入する原酒が入っていたワンウエイ容器です。
これに穴を開けて水の取り出し口とオーバーフローのパイプを取り付けました。
容器の上に付いている蓋を外して家屋の雨樋から水を引き込み雨水を貯留する仕組みです。
何度もこのブログで紹介しましたが、先の東日本大震災の計画停電の際、使えなくなった水道水の代わりに手洗い用のフラッシュ水にと、バケツを使い雨水で流した事があったそうで、とても役に立ったとの事。
先週の北杜市でのイベント同様、興味を持たれるのは県外から移り住んだ皆さんが多かったようです。
空は晴れ、風も穏やかな小春日和の一日。
環境保護活動家の仲間と語り合いながらのボランティア活動となり、とても楽しい一日でした。
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コメント
Re: ソムチャイさま
海外では、雨水をそのまま用水として利用する地域も多いそうです。
コンクリートやアスファルトで覆われた本邦都市部では、雨水が地中に浸透せずにそのまま下水路や河川に流れ、洪水の原因になるそうです。
一時的に家屋に降る雨を貯めるだけでも洪水の緩和になりそうですね。
コメントありがとうございました。
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