クリスマスも終わり、いよいよ世間では正月を迎える準備にあわただしいようです。
我喫茶きまぐれでは、焙煎機のジェネカフェが入院中なので焙煎作業は休業中です。
年末に一度聴くレコードやCDと云えば、あの曲、ご存じ第九ですよね。
未聴CDの中から選ぼうと思ったのですが、図書館にカラヤンベルリンフィルのCDがあったので借りてきました。
しかしライナーノーツなんて気の利いた資料何ぞ付属しておらず、ただ単にヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団と記されているだけ。
このCDの情報を得ようと、Windowsメディアプレイヤーを使った処、CDDBが拾って来たのは、1983年のデジタル録音のデータ。
ジャネット・ペリー(S)、アグネス・バルツァ(A)、ヴィンスン・コール(T)、ジョゼ・ヴァン・ダム(Br)、ウィーン楽友協会合唱団と、CDDBは仰る。
しかし4楽章が、あの独唱の前後でニ分割されている???ではありませんか。
幾ら前世紀と云えど、デジタル録音ですもの、それはないですよね。
良く調べると、1962年録音のアナログ録音であることが判りましたよ。
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ヴァルター・ベリー(バス)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ラインホルト・シュミット)
古い録音ですが、凄いですね。
フルベンの足音付きのバイロイトと比べる事ができそうな良い演奏。
手持ちのベームウィーンフィルの来日記念レコードなんぞ、足元にも及びません。
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私はカラヤンの大ファンなのでからやんの話題が出ると、とてもうれしいです。
まして、今回のカラヤンの第九ですが私が高校生の時、なけなしの小遣いで買ったのが正にこのレコードでした。グラモフォンの直輸入盤で今も大切にしています。そしてこの演奏が、俗に言う’刷り込み’になっており私の中では第九の基準となっています。
ギュンターヘルマンスの録音も素晴らしいですね。